ウクライナに穏やかな昼と静かな夜を

今朝、起きてからボーっとしてたら、うちは何にも音がしない。

テレビの音はしない、テレビはないから。

ラジオの音もない、ラジオはないから。

時計のカチカチする音もない、その音が嫌いだから。

聞こえるのは、灯油ストーブの微かなモーター音だけ。

たまに聞こえるのが、冷蔵庫のモーターが動き始める音。

今は冬で窓も締め切っているから、クルマの音も聞こえない。

ウクライナでは昼でも夜でも警報が聞こえたら、地下のシェルターに避難

している。

解除になったら家に戻るけど、1時間くらいでまた警報が聞こえて避難。

そんな事が何回もあると言う。

ずっとシェルターで過ごしている人達もいるけど、シェルターでは充分に

眠れないだろう。

避難しようとする車が、また銃撃された。

銃撃された車が道路に打ち捨てられている。

歩いて避難する人達にも銃弾が降り注ぐ。

それで子供が亡くなった。

長い時間をかけてようやく避難しても、銃撃や空爆の音が怖かったと

子供たちが訴える。

ポーランドの駅でピアノを弾く男性がいた。

シェルターでバイオリンを弾く女性がいた。

キエフのシェルターで、アコーディオンを弾いて発信している男性がいた。

演奏中も爆撃の音がしている。

親たちが安心して子供たちを外で遊ばせることが出来るのはいつになるのか。

空爆の音が聞こえず、警報もならずにゆっくりと夜を過ごせるのは

いつになるのか。

ロシアはウクライナの完全降伏まで攻撃を辞めないと言っているけど

ロシア外相は、ロシアは攻撃をしていないという。

チェチェンでもシリアでもロシアは卑怯な手を使って、人達を虐殺

していた過去がある。

日本でも、終戦後にロシアから襲撃された事実がある。

今は辛いけれど、降伏はしないで欲しいと思う。

今まで頑張ったのだもの、あきらめないで欲しい。

ウクライナの国民が、穏やかな昼と安心して眠れる夜が来るように

強く願っている。

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