『本を焼く国はいずれ人を焼く』ユダヤ人のハインリヒ・ハイネ
の言葉だけど、ロシアはそれに近づいてしまった。
言論統制だけでなく、書物の検閲も始めてしまった。
軍隊が、ロシア国内にある書店に押し入って本の検閲を始めたと
いう。
ウクライナ関係の本を抜き出して、書店に居た客と従業員8名を
理由もなく拘束した。
書店の経営者が、客は関係ないって訴えても、書類の確認と言っ
て連行して、その後はどうなったかまだ分からない。
〇 拘留された人達
12日間拘留されて解放された人によると、デモで拘留された人
は約15000人にのぼり留置施設も満杯状態で、酷い環境にあ
るという。
〇 焚書とヒトラー
ロシアが言う所のナチス、ナチスドイツは本を積み上げて焼いた
『焚書』を儀式のようにに行った。
炎は心を落ちつかせるけど、燃え上がる大きな炎は人を興奮させ
る気がする。
親衛隊を前に、炎のそばで演説したヒトラーはそんな事も理解し
て行ったのだろうか。
言論統制は、誰かに都合の悪い事を知られたくないので行うが、
誰かと言うのは言わずもがなだろう。
書籍も同様で、都合の悪い事や知られたくない事を大多数の人
から隠ぺいする目的だろう。
半面、こういう事の陰には得をするものもいる訳で、それも又
知られたくない者の仕業だ。
〇 静かな反戦
ロシア国内で、ブチャで起こった事に対するインタビューをし
たところ、若者は「答えたくない」「分からない」との回答だ
った。
何かを言うと拘束されて、悪くすると長い期間を拘留されたり
強制労働に駆り出されるからだ。
それを考えると、Pの支持率が80%と言うのも理解できる。
けど、いまロシア国内では『静かな反戦』が起こっている。
声を出さずに、静かに、ウクライナ国内で起きている虐殺など
を広く知らしめようとしている運動だ。
手を白いひもで縛って、広場や町中に横たわるのもその一環だ
ロシアは、ウクライナで起こっている事を
ウクライナで起こっている虐殺や略奪を
『壮大な嘘』『フェイク』で通しているが、そんな言い訳がい
つまで通ると思っているのか。
すでに、明白な事であって白日の下にさらされるのも時間の問
題だろう。
日本ではデモを行っても逮捕されない国だと思っているだろう
けど、4~50年前まではロシアのデモ鎮圧と同様の事が日本
で起きていたのは真実だ。
その時のデモの内容が正しいかどうかという事ではなくて、日
本でも強い言論統制があったという事を知って欲しい。
賢明な事に、日本では書籍類の検閲は起きなかった。
『本を焼く国はやがて人を焼く』ウクライナで起こっている事
であるのには間違いない。
日本では声をあげても拘束されることはない。
だから、声をあげよう。
世界各国で反戦デモが起きている。
すくなくとも、ロシアとベラルーシでは出来ないが。
声をあげられる国に住んでいる私たちは幸いだ。
この反戦の波を、大きな波に変えていく事が大切と思う。
追い詰められているロシアは、最後のあがきでやってはいけな
い事にまで手を染めだした。
〇 ロシアの終わりの始まり。
ウクライナ国民の犠牲をこれ以上増やしてはならない。
前線に配備されている若い兵士、前線に配備されてるロシアへ
き地からの兵士、この兵士たちも犠牲者だ。
いまだに、武器を置いて話し合いなんぞというたわごとを言っ
ている親ロシア議員や親ロシアコメンテーターの言葉に惑わさ
れてはいけない。
私は引きこもりのばあさんだ。
大きな力はない。
だから、こんな微々たる発信だけど続けていこうと思う。
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