カナヘビ見ちゃった
こっちではカナチョロって呼ぶんだけどね
いや~何十年ぶりに見た気がするよ
大人になって気にしなくなったから見えなかったのかも
肌が焦げるような暑さだけど日陰に入ると涼しい
そんな時に道路と壁のあいだでカナヘビを見た
小さい川や草っぱらがあるから
わたしが見なかっただけでずっといたんだろうね
せっかく出てきても熱くなったアスファルトじゃ
さぞかし足が熱いだろうって思って
どこかに移してあげようかなって思ってみていた
けどカナヘビって掴んだらしっぽが切れるんだっけ?
せめて行先を見てからと思ってしばらく見ていた
見られているのが分かったのかすっと動かなくなる
何もしないから涼しいところに行って欲しいな
壁を登ろうとしてしばらく考えたみたいだけど
やめたみたいだった
うんやめたほうが良いよ壁も熱いからさ
道路と壁の隙間を少しすすんでから
日陰に入っていったから安心した
カナヘビってどこにでもいるみたいだね
シュッとしたスタイルでしっぽが長くて
しっぽだけが別の生き物みたいに細くて長い
カナヘビの名前の由来ははっきりしない
『金物色をしたヘビのようなトカゲ』とか
古語の愛し(かなし)から
『可愛らしいヘビ=愛蛇』の説があるらしい
トカゲなのにヘビって言われるのは
かつての日本ではトカゲの事を
『ヘビノジ(蛇の爺・父)』って呼ぶ風習があったからだって
日本でトカゲはヘビの祖先っていう考え方があったのが分かる
体に比べるとしっぽはその2倍くらいもある
じっくりと顔を見ているとなんだ可愛い
ペットがいない生活が少し淋しいって思っているけど
カナヘビは飼うのがなかなか難しいらしい
環境をきちんと整えてあげないとカナヘビに悪いものね
コメント