本物の秋だ

気持ちの良い秋になった

ありきたりだけど空が高い

窓を開けると入ってくる風が心地いい

あの湿気が強い風と違って

肌をサラッと撫でていくようだ

海の近くだからなおさら湿気が強かった

今まではそう感じることはなかったのに

猛暑続きだったのが影響したんだろうか

さらさらした風と一緒に

カモメの少しうるさい声が入って来る

波の音も良く聞こえる

なんで秋になったらこんなに音が

よく聞こえるんだろうか

なんにせよこの時期の海が好きだ

波が寄せても穏やかでも

ずっと向こうまで見渡せる

穏やかな海だと波打ち際だけが

ザザッザザッって音をさせていて

海そのものは鏡みたいに穏やかだ

そんな時の夕暮れも大好きだ

水平線いお日様が沈む時

海の上に光の道が出来る

その道は薄いオレンジ色のような金色のような

所々がキラキラと光って見えている

古の人たちはこんな様子を見て

光の道の向こうに神様がいるとか

亡くなった人たちの国があるとかって

思ったんじゃないのかな

長い冬が来るまで

この秋を楽しもう

コメント

タイトルとURLをコピーしました