お寿司屋さんに行くと

湯呑みに魚の名前がたくさん書いてあるのを見かける

自分の好きな魚の名前はかなり読める

あまり好きじゃなかったのに好きになった魚がある

それこそ食べたのは数十年前が最後だった

北で獲れる魚は美味しいものがたくさんあるから

世の中で人気でも食べないものがある

孫が食べたいというので仕方なく食べに行ったのがウナギ

そうしたらすっかり好物になった

そこで知ったのが鰻の漢字

何でも日に4回食べても又食べたくなるから鰻らしい

いくら好きでもそんなには食べたくはないなと言うのが本音

今の時期に出回るのがハタハタ

魚編の字はたくさんある中で鰰とは

神がついているなんて凄いものだなという感想

その割には見た目はあまり神々しくはない

どちらかというと小魚の部類だろう

この鰰

母が大好物だった

この時期に売り出すと「鰰売ってた」と買ってくる

煮つけにしたり塩で汁物にしたり(鰰三平汁)

一夜干ししたものを買ってきて焼いて食べていたり

骨が凄く細かいから私は好んでは食べなかったけど

美味しいことは美味しい

私はどちらかというと鰰の飯寿司が好きだ

それも決まった所のが美味しい

押して漬けているのに身が柔らかく

酢の配合が何とも言えない

酢の物は好みではなかったけど

この飯寿司だけはかなり好きだった

我が家ではよくホッケで作っていた

寒い今の時期に水で洗って作るのでたいへん

だからこれは昆布巻きと共に父の仕事

その神々しい?鰰

やっぱり神様に関係があるらしい

いつもは姿を見せないのに

お正月近くになると大群で押し寄せるから

神からの恵みの魚ということらしい

別名は魚編に雷と書いて雷魚(カミナリうお)

冬のカミナリが鳴る今の時期に獲れる

ちょうど11月から12月の日本海が荒れて来る今頃

冬の到来を告げるとも言われている

大型店舗ではあまり見た記憶がないから

いわゆる町の魚やさんで売っているんだろうか

見かけたら欲しいな

今日は父の誕生日

美味しいコーヒーを入れて(砂糖たっぷりで)お供えしよう

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