雪が融けているのに

気温が10度近くに上がって、雪が融けてる。

窓の外の雪も嵩が減って、窓枠より下になっている。

玄関前にあった雪庇と言うか氷の塊が、いつの間にか音もなく落ちてた。

気温が下がったら凍ったままになるのですぐに片付けたけど、なにせ氷

だから重いのなんのって。

スコップで小さく砕きながら片付けた。

けど、訪ねてきた人にぶつからなくてひと安心だ。

あんなものが直撃したら大けがは必至。

安心した所に届いたのが、義妹からの夕食だ。

雑穀米をターメリックで炊いてチキンカレーをかけた物だ。

見た目がレストランで提供しているみたい。

「凄いね~」とわたし。

「いつもだよ」と笑いながら義妹。

もちろん見た目もだけど、味も絶品。

満足してゆったりと夜を過ごしていた時、0時を回った頃だろうか。

ゴゴゴゴゴ~!!

すごい音がした。

カミナリ?いや光らなかった。

またゴゴゴゴゴ~!!

聞いた事のない音に、何かが飛んできたのか、何かの爆発かなんて事

考えてしまった。

それくらい凄い音で、大きな音だった。

気になって懐中電灯を持って外に出た。

雪が落ちた?

家の周りを見たけども問題はなさそうだった。

気温のせいか、夜になっても融けた雪が水になって道路に溜まっている。

転んだら大事なんで家に入ったけれど、落雪の音としても今までに聞いた

事がない大きい音だった。

朝になって明るくなってから音のした方向を見たら、近所の家に大量の

落雪があった。

やっぱり屋根から雪が落ちた音だった。

爆発か?なにかとんできたのかなんて考えたのには理由がある。

今、東ヨーロッパではとても物騒な事になっている。

物騒では言い表せない出来事だ。

世界中でコロナと戦っている今、なんで?って思いでいっぱいだ。

子供が泣いている。

女性が泣いている。

女性と子供は国境を越えて避難している。

夫は自国を守るために国に残っており、他国に住む男性は国を守るために

自国に戻ると、妻子に別れを告げて国境を越えて戻って行った。

いつ〇ぬか分からないからと、結婚式を挙げた若いカップルがいた。

国境の向こう、何か国では受け入れ準備をしているけど、国境には長い列が

出来ていた。

子供連れの女性は、20時間くらい待ってようやく国境を越えたと

言っていた。

隣国の避難所に落ち着き、ホッとしたと微笑んでいた女性がいた。

両国にに分かれて住んでいる家族もたくさんいるようだ。

家族が離れ離れになってしまう…国が分断してしまう。

歴史から見てもこんな例はたくさんある。

また、大国の指導者が大きな間違いを犯そうとしている。

一刻も早い停戦を祈っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました