＞ロシアでの反戦デモ参加者が激減 ロシア国内でいったい何が＜
こういうタイトルのニュースがあった。
ウクライナ侵攻から、ロシアでは反戦デモが盛んに行われいたけど
１５９都市で、約１５０００人が拘束されている。
デモのプラカードを持っていなくても、白紙の紙だけでも拘束され
た人もいる。
こういった人達には、最高１５年の実刑で処罰という刑法が成立し
ている今、どうしてデモを続ける事が出来るだろうか。
生放送中に抗議した女性が罰金を払って解放されたけど、あくまで
も釈放と言う事で裁判で刑事罰が科せられる可能性もある。
当たり前と思えるようなことに疑問符で問いかけるのは、おかしな
事だと思う。
こうやって国民が声をあげられないように追い詰めている。
ロシアに制圧されて、外部と遮断されているへルソン市でも、ロシ
アの思惑通りにはいかずにデモが起きている。
市民が、広場を歩きながらロシア兵に向かって声をあげていた所に、
いきなり閃光弾が何発も投げつけられ、白い煙が充満したかと思っ
たら、銃撃が始まった。
高齢の女性にあたったけど、命には別状はなかった。
ウクライナが傍受した電話によると＞女も子供も誰でも撃って…＜
との命令が下されていた。
ロシアに反抗するものは誰彼構わず撃ってきている状態だ。
またCNNニュースによると、マリウポリではシェルターに居た女性
と子供が１０００人以上がロシアに強制的に連れ去られたという。
市長の話ではもっと多い人数だと言う。
ウクライナ人の政治学者グレンコ氏によると、いわゆる人質か労働
力として連れ去ったのではと言っている。
シェルターで、ケータイやパスポートが没収され、国境近くの町に
連れていかれ、一部はロシアのへき地に連行されたのではとの噂も
ある。
日本では避難の受け入れ態勢が着々と進んでいるおり、国内に親族
がいる人たちはすでに入国しているし、大学でもウクライナの学生
の受け入れを表明している。
ただ、陸路で行けるヨーロッパと違って日本は遠く、航空便も少な
い上にチケット代が日ごと高額になってきている現状がある。
ビザ代が一人２万円、チケット代は一週間前に２０万円だったもの
が現在は３０万円になっているので、渡航費用が工面できずに日本
に来られない人たちがいる。
ロシアに経済支援する国会予算や、外務省の機密費から出すとして、
はたして日本に反対する人がいるだろうか。
避難民の一時滞在先のポーランドでは、看板に誘拐に注意してと書
いてあった。
実際に、女性が連れ去られようとしてすんでの所で助かった事例と
アジア系の男性が２人、それぞれ乳児を1人づつ抱いてポーランド
に入国しようとしたところ、乳児の証明書がないために不審に思っ
た国境警備隊に捕らえられ、無事、乳児を保護した事件もあった。
ゼレンスキー大統領が、裏でアメリカと共謀しているとか、ウクライ
ナの自作自演とか、ロシアから色々な噂が流されているが、そういう
事を現地に居ないコメンテーターにあれこれと行って欲しくない。
願うのは早く停戦になって欲しいと言う事。
遅くなると、ロシアに連れ去られた人たちの所在も分からなくなって
しまうのではと心配だ。
停戦協議がいくらか進展しているような話を聞くが、ロシアが負けそ
うになってきているせいではないのか。
東部の都市とクリミアを譲渡する事は協議の中に引き継がれているけ
ど、ウクライナの言語を捨てる事については協議から削られた。
NATO加盟を保留せざるを得ないとしても、中立と非武装化は受け入
れたらいけないと思う。
停戦協議が合意に至った後が怖いからだ。
ロシア兵も、もう人を〇すのはやめて欲しいし、したくはないだろう。
早く家に帰って欲しい。
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