クリスマスの奇跡

プー珍さんの病気についての報道の最初は甲状腺の病気だった。

その後はどこか分からないけどガンだった。

今は血液の病気って言われている。

背中の手術をしたって報道もある。

プー珍さんの病気が何であっても私はどうでもいい。

ただ、はやく今の戦争が終わってくれることを望むだけ。

第一次世界大戦の最中にあった、クリスマス停戦って

結構有名な話。

前線で戦っていたイギリスとドイツ。

冬になって寒くなっても、塹壕でずっと膠着状態が続いていた。

そのうちに両方の兵士が塹壕から出て会話を始めた。

これはスパイ行為といわれても仕方ないくらいの事。

けど、上司も見て見ぬふりをしていたらしい。

そのうちに迎えたクリスマスイブ。

双方とも、塹壕の中でジッと相手の出方を見ていた。

その時、一人の兵士が塹壕から出てきた。

片方が銃を構えて抗戦しようとした。

けど、出てきた兵士が高く掲げた手に持っていたのは

銃ではなくて、クリスマスツリーだった。

片方がクリスマスソングを歌い、片方も歌を歌う。

そのうちにまた一人と塹壕から出てきた。

そのうちに全員が塹壕から出てきて、握手をし肩を組んだ。

上官もそれを止めることなく、みんなでクリスマスを祝った。

煙草を交換し、軍服のボタンを交換し、相手が不足している

衣類を交換したという。

もちろん軍上層部の命令でもなく、許可も出ていない出来事だ。

最後はみんなでサッカーに興じたという。

これは『クリスマス休戦』と言われた史実だ。

実際には休戦ではなくて停戦だったが。

後になり、上官が拘束されたというけど、

誰も後悔はしていなかっただろう。

大げさではなくて奇跡って呼んでも良いと思う。

こういう奇跡は第二次世界大戦でも起きている。

ロシアとウクライナにこういう事を望んでも無理だろう。

少なくともロシアには無理だろう。

上官が、末端兵士の事を人と見ていないようだから。

ウクライナで一人の兵士の軍事裁判が行われた。

侵攻が始まった直後に、民間人を銃で撃った罪だという。

21歳の兵士と言うが、横顔はまだ幼い少年だ。

ロシアは、又フェイクと言うのだろうか。

刑が確定したら、最長で終身刑になるという。

この事を母親が知ったらと思うと、心が痛む。

これは、この少年の罪なのだろうか。

こういう行為に少年を追いやったロシアの罪だと思う。

確かに自ら残虐行為を行った兵士がいるのも事実だ。

楽し気に残虐な行為をし、略奪を行っている。

略奪行為をした兵士たちは、ウクライナの民間人の暮らしに

自分たちが持っていないものを見て、嫉妬したのでは

とも言われている。

昔、第二次大戦後に、日本の統治から中国に返還された

台湾での出来事がある。

台湾に来た中国兵士が、電気や水道をみて驚いたという。

自分たちはそういうものを見た事がなかったからだ。

すぐさま、商店に走り、水道の蛇口を買占めて

電球も買ったという。

蛇口を壁に押し込み、天井に電球をさしたけど

水は出る訳がなく、電気も点かなかった。

ロシアの略奪は、生活水準の違いからも来ているのだろうか。

それにしてもロシアのしている事は絶対に許せない。

プー珍さんは、自分の病気治療の為に一時的に統治権を

36歳の人に移譲するらしい。

民間治療に頼っているとの噂もある中

もう治療は出来ない状態なのではとも思う。

最後の最後、とんでもない事をやらかしてしまう

そんな事がない事を祈るだけだ。

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