母が存命の時の話しだからかなり以前の事になる
ある日スーツを着た男性が二人
我が家を訪ねてきた
なんだろうって怪訝に思っている私に
寝耳に水の言葉がかけられた
水道料金が2年間未納にになっているので
このままだと水道を止める事になります
かいつまんで話すとこんな話だった
何処かの囁き女将じゃないけど頭が真っ白で
言葉が出なかった
ハトが豆鉄砲を食らったようなって言い回しがあるけど
まさにそんな表情だったと思う
なんと答えて良いか分からずに言葉が出なかった
近所の人にも話を聞いてきたけど
2年分の料金を支払って欲しいという事だった
近所にも聞いた?なんと
未納にしている人は私の名前
そこでふと気づいて反撃した
料金は銀行からの自動引き落としになっているので
そんな事はない
通帳を見てもしっかりと引き落としされている
何なんだよ一体
≪未納になっているので調べてきたら住所はここだった
近所に聞いたのであなたである事は間違いない
お隣ににも聞いてきた
お隣の人は〇〇さんが不在で命拾いしたね≫
こんな事を言われたという
このお隣さんは母の家だった
とっても腰の低い言い方だったけど
何が何でも払ってもらうという高圧的な感じも
伺われた
そこでふと気づいた事がある
文字が一つ違いの人が隣町に住んでいて
間違えて郵便が届いた事がある
もう一つ
わたしの住んでいる所から車で2~30分の所に
同姓同名の人が住んでいた事を思い出した
その方はいわゆる生〇保護を受けていたけど
保険証の住所は表向きだけの事で実際は
夜のお店を経営している娘さんと住んでいた
なんで知っているかというと
急病の人を相手の仕事をしていたからだ
受診票に住所を書いてもらう時に
この住所には住んでいないの
娘の所に一緒に住んでいるんだけど
〇護を貰うから隠しておくように娘に言われている
なんの悪びれもせずに同性同名の女性が言った
事を思い出した
同姓同名だもの忘れないよね
私は怒り心頭の低い声で反論した
間違いだったことは理解してもらえた
なんで2年間も放っておいたのか
水道局は料金を払わなくても良いのか
ボランティアなんですか
近所に聞いて回ったというけど
どことどこに行ったのか
私の信用がなくなってしまった
行ったところ全てを訪問して間違いだった事を
言ってほしい
ただ回った所を訪問して正すことは勘弁してほしい
何を勝手な事を言っているのかって思って
それは了承できないと伝えた
あとで母に聞いたら間違いだったって言いに来たって言ってた
解決したけどなんだか釈然としない終わり方だった
そう言えばね
数年前にとっていた新聞代を払って欲しいって
訪ねてきた人もいたっけ
新聞はとった事がなかったんだけどね
その時はかなり食い下がられた
半年分でも良いから払って欲しい
いつとっていたのかは書類がないので分からない
ここに家があるのも知らなかった
(あるのも知らなかった家にどうやって
配達していたんだろう)
近所でも何件かが払ってくれたって言ってたな
長く生きてくるとこんな事もある
その中に明らかな詐欺がなかったのは良かった
今は詐欺も巧妙になってきている
ネットを使っているので
タブレットにもケータイにもそんなメールが届くことがある
十分に気をつけて詐欺には遭わない様にね
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