小樽市のオタモイ地区にずっと昔にあった遊園地で
今はもうない
そこに『竜宮閣』って言う高級料亭があったそうだけど
１９５２年に火事にあったそうだ
崖の途中に飛び出したようにあった建物で
写真ででしか見た事はないけど素晴らしい建物だ
その近辺は切り立った崖と曲がりくねった道路で
歩くのも大変なのにどうやって資材を運んだんだろう
なんて考えてしまう
今はほとんど人が行かないから
海は水が透きとおっていて本当にきれいだ
その景観にほれ込んだという大型家具メーカーの
経営者がオタモイの再開発に取り組むって言う話が
去年あたりから出ていた
けどどうなったんだろう最近は話を聞かないな
海の水が綺麗って話したけど
そこは６０年以上前にも水が綺麗だった
小樽市には海水浴場と言うのがいくつかあるけど
もうなくなった所もある
なくなったって言うよりそこまで行く事が難しいので
ただ行かなくなっただけと思うけど
再開発の話で思い出したのがオタモイ海水浴場
バスで行ったと思うけど
バスかなり手前までしか行かないので
当の海水浴場まではかなり歩いた
歩いた後が問題だった
くねくねと曲がった砂利道を延々と歩いて
あと少しで海岸と言う所にあるのが『地蔵堂』だった
泳ぐ前には必ずそこに寄るのが習いになっていた
そこでお線香を立てて燃え尽きるまで
泳ぎには行かれないって言われた
泳ぎに行きたい私は近くまで行って息を吹きかけたり
して早く線香が燃え尽きるようにしたけど
あまり役に立ってはいなかった
いくらきれいな海だって言っても
良くそこまで歩いて行ったものだって
だいぶ感心している
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