令和３年６月２２日
我が家の同居犬だったフレブルのちゃーが
虹の橋に旅立った日
成犬になってから我が家に来たけど
思うと１０年近く一緒にいた事になる
手がかかる仔は可愛いって言うけど
本当に手のかかる仔だった
いや、最初は全然手がかからない仔だった
ご飯をあげると私の顔を窺うようにして
少し時間を置いてから食べる
お水もちゃんとあげていたけど
なくなっていた事があった
水の容器の前にじっと座っていたから
どうしたのかと思ったらお水がなくなっていた
ケージからは出てくることもなく
鳴き声もあげないし私の近くにも来ない
いるかいないか分からない位の静けさだった
いつの頃だろうか
私がご飯を食べようとすると近くに来て
テーブルに顎をのせ食べたそうにしてくる
ようになった
それからだよ
我が家のメニューが変わったのは
お肉は低カロリーの羊肉
他の料理からは玉ねぎが入らなくなった
先にちゃーにあげてから味をつける
友達の所のワンは白菜のミルク煮が好きって言ってたな
なんて思いだしたりしていた
あんなに獣医さんの所に行ってたのに
おかしいなと思って予約より早めに行ったら
もう手遅れだった
昼間は仕事に行って留守にするんで
休みになるまで入院をお願いしたけど
今晩あたりが峠だって言われて
翌日の昼間だけ見てもらえることになった
けどね
その日の夜中３時に息を引き取った
早かった呼吸が少し落ち着いてきて
眠ったんでうっかりとウトウトしたら
何か変な気配に見たらもう…
眠っているだけかもなんて思って
かなりの時間をそばで見ていた
今にも息をするんじゃないかって
もう２年も経ったのに
時々ふと後ろを振り返ってみる事がある
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