娘と母とその母親

「〇〇ちゃん変だ」

  「変じゃないよ」

「いや絶対に変だ」

軽い調子だけど母娘で言い合っていた

娘は母を変だ

母はそんな事はない

上の孫と母親との会話だけど

変だ変じゃないって

間に座っている下の孫はきょとんとしている

その会話はなかなか終わらない

それ以上に何かを言う訳じゃないし

言い方も淡々としている

私が言った

「あのね~その変だって言う人は

 私の娘なんだけど」

きょとんとした孫の顔

自分の母親と私が母娘だってことを

忘れていたのか実感としてなかったのか

もう一度いった

「その変な人は私の子供なの

 だから変だなんて言わないで」

そこで娘が言った

「ほら変じゃないでしょう」

その後に続けて娘が言った事

「あのねどっちかって言うと

 ばんちゃんは本当に変人だと思うよ」

言い合いの仲裁をしようとしてあら失敗

こっちに飛んできた

けど私が変なのは本当だから何も言えない

何のことはないお正月のひと時

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