大寒が連れてきた寒波

恥ずかしい事に今の年になって始めて

寒気と寒波の違いを知った

冬になると天気予報で

 今年一番の寒気が上空に来ています

とか

 寒波が来ています

とかって言われることが多い

寒気とか寒波って聞くと

とにかく寒いんでしょって位で終わらせていた

何をどうしても寒い時は寒いんだし

それが凄く寒いか普通に寒いかの違いだった

全国的に日本海側に寒波が居座っていて

大雪の予報が出ていた

数日は数十センチの大雪になって寒さもひどくなる

こんな予報だった

昨日からどれほど雪が降るんだろう

どれほど風が吹くんだろうなんてびくびくしていた

今日の日中は時折強い風が吹いて

築30年以上になる我が家は

住民より家がギシギシと震えていた

ところが何回みても予報気温が4度になっている

風が収まった時に外に出てみたら

積もった雪山のてっぺんが低くなっていて

風もなく寒さも緩んでいた

おまけに青空が見えていた

子供の頃に見た『台風の目』とまでは行かなくても

大雪の空にも目があるのかと錯覚してしまう空模様だった

どれほど寒くなるのかと覚悟はしていたけど

今日一日はさほど寒くはなく過ぎたようだ

ただ今晩から数日後まで大雪は確実だろう

まるで嵐の前のなんとかみたいに

今は風の音はなく雪も降っていない

これからどれだけ積もるんだろう

どれだけ寒くなるんだろうって思っていたら

20日から大寒だったと気づいた

一年で一番さむさが厳しくなるという大寒

そこから始まって2月3日の節分までが『大寒期』

それが過ぎたら自然は春に向かうと言われている

北国が向かう春はまだ先だけれど

大寒が来たら間違いなく春に向かっている証拠

窓から外の雪山を眺めながら

少しづつ山が低くなっていくのを待ちわびよう

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