見栄はって汗だく

ここ2~3日で外の雪山がぐっと低くなった

それでもまだ寒く春は遠い

これだけ寒いと暑かった時のことを思いだそうとしてみた

去年の夏は暑かったな~

暑かったけどどれだけ暑かったのかは思い出せない

体感として思い出せない

年齢を経ると少し前のこと

昨日食べたものでも思い出せなくなる

反対に何十年も前のことを昨日のことのように思い出せる

夏の暑い日に母の実家に墓参りに行った

エアコンは車にほぼ標準装備でついているものだけど

悲しいかな私のにはついていなかった

道路を走っていると他のクルマは窓を閉じて

中の人は涼し気に運転している

こっちは窓全開で誇りにまみれているって言うのに

助手席にいた従兄弟に思いついた事を話した

エアコンが入っているように窓を閉めてみないかって

我慢比べみたいなものだ

結局は汗だくで一時間も持たなかったけど

けどこれは暑い時にはお勧め

真夏日でもこれをして窓を開けると

外の空気の涼しい事ったらない

そんな走り方を繰り返していた

信号で止まった時

隣に止まったトラックの助手席から

こっちを見ながら窓をトントンとしている

人がいた

動き出すと前方を指さし何か言いたげ

見知った顔ではないし何を言いたいのか分からず

と言って無視するのもといったところ

次の信号では

こっちのクルマに合わせて止めてきた

えい仕方ない窓を開けよう

スティックアイスを2本渡してくれた

疑う気持なんかまったくなし

有難くいただいた

今まで食べたアイスの中で心に残っている1本

窓を閉めて綿入れを着て鍋をしたのも

この頃の話

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