猟友会の人が猟銃発砲の件で逆転敗訴になった
行政からの依頼で行った現場には
小熊が一頭いるだけ
親のところに帰るから駆除は必要ないって言ったのに
役所の人が駆除してくれって言って
そばに居た警察官も撃つようにいった
だから駆除したのに
公安委員会から免許取消しになって銃も没収された
そのあと処分は撤回されたけど
処分撤回が不服だって再審になって敗訴した
ちゃんと行政の人と警察官立ち合いでの駆除だったのにね
クマの後ろに住宅があった
平面の地図では住宅が見えるけど立体にすると
高い崖を隔てている
裁判所のひとが実際に行って確かめていて
処分が撤回になった
けど何故か今度はクマを撃った弾が跳ねて住宅の方に行ったとか
その跳弾が近くにいた警官を掠ったとか
跳弾が掠ったっていう警官はいなかったって言うし
もう何がなんでも公安委員会が意見を通したいって
事が見え見え
間違えていたらごめんなさいっていうと良いのに
駆除の時は行政と警察官が立ち合いのもとでと
決まったらしいけど
そうやって依頼されて立ち合いのもとにした事が
すでに免許取消しになっている
どういう時だとセーフなんだろう
この猟師さん
しばらくは銃も持たずにクマ出没の地域に行って
街の人たちの不安を取り除こうとしていたらしいけど
この敗訴を受けて
駆除依頼は断るそうだ
道内のある地域ではボランティアの人に支払う日当の
あまりの酷さにボイコットした
みんな自分の仕事を置いてボランティアに出ているのにね
ボランティアの人にそんな厳しくして
住民の不安はどうするんだろう
なぜか今年はドングリがたくさん実っていて
クマの餌は山にあるようだけど
それだってどうなるかわからない
猟友会の人ばかり矢面に立って
依頼した行政側は顔が見えない
誰だって好きで駆除しているわけじゃないと思う
なにしろ相手はクマだもの
一瞬遅れたら自分が危ない
いっそ
公安委員会でクマ駆除のチームを作ると良いのに
クマの出没地域の住民は不安でいっぱいだろう
そうやって簡単に免許取消しだの銃の没収だのって
そうされた猟友会の人の気持ちを思うといたたまれない
それに今度からクマ駆除の銃が威力の低いものに変わるらしい
撃って良いかどうか
依頼が来たら公安委員会の人も現場に行ったら良いと思う
そうしたらその人たちのいう間違いも起こらないさ
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