富良野のニングルテラス

以前に働いていた施設で、2泊3日の旅行に行ったんだよね。

もちろん、施設の入居者さんたちと一緒の旅行。

富良野プリンスホテルに泊まった日の夜に、ホテルのそばにある

ニングルテラスに行ったんだ。

木で出来た遊歩道に、15件の小さなお土産物やさんが並んでいる、

妖精が住む森「ニングルテラス」

ニングルって、アイヌの伝説にある「森に住む小さな妖精」の

事なんだって。

木で出来た歩道の横は、優しい色の光でライトアップされていて、

幻想的な風景。

15件の小さなロッジでは、いろいろな手作り商品が売られているし、

自分でも作る事が出来る。

作る時間はなかったから見て回るだけだったけど、それだけでも十分に

楽しかったよ。

けどね、本当はもっと興味深い事があったんだ。

遊歩道から見える木々の中に、本当に森の妖精が住んでいるんじゃ

ないかって探していたんだよね。

見た瞬間に、すっと葉の影に隠れたような気がしてね。

あんまり身を乗り出して探したからか、手すりを越えそうになった。

実際にあそこに行ってみたら、本当にそういう気がするような場所って

分かると思う。

私は、子供のころから、「蕗の下の神様」が本当にいるんじゃないか

って思っていた。

40年位前にサンリオから出版された、「ノーム不思議なこびとたち」

って言う本を見つけた時は、思わず買ってしまった。

「フェアリー」って言う本が出た時も、当然のように買ってしまった。

今でも、この2冊は娘の図書室にあるよ。

復刻版が発売されたって言うのも聞いたんで、興味がある人はググって

見たらいいよ。

それとね、1983年から月間りぼんで掲載された「銀曜日のおとぎ話」

っていう少女漫画があるんだけど、それもまた、小人のお話なの。

この漫画は、森の情景とかがとっても綺麗なんだ。

ただの漫画って言うくくりには出来ない、愛の物語で感動もの。

今見直しても、古さを全然感じない。

昔のイギリスで妖精と遊ぶ少女の写真が発表されて、小説家のコナン

ドイルも本物だって認めたんだけど、その後で、当の少女が実はあれは

偽物だったとかって発表されたか何とか。

2008年のファンタジーアドベンチャーで「スパイダーウィックの謎」

って映画があるんだけど、この中で、妖精を見たって言う女の子が、

精神を病んでいるって言われて、おばあちゃんになるまで病院に収容

されていたんだ。

そのおばあちゃんが育てている花の中を、ヒラヒラと飛び回る妖精と

話しているシーンがあるよ。

こんな映画や本を見ていると、本当に妖精がいてくれたら楽しいだろうな

って思う。

現実的には、身体の表面積が小さくなればなるほど、食料の摂取量が多く

なるんで、お話の中のようにはならないって言うのも分かってしまった

んだけどね。

そこは考えずに、いるって思う方が夢があると思う。

富良野観光ではいろんな所に行ったけど、ニングルテラス、孫たちと

行ってみたい場所になっている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました