男爵様の芋

今まで食べた芋の中で一番多く食べたのは

多分だけど男爵イモ

男爵イモなんておしゃれな名前で呼んだのは

ずっと後の話しで当時はごしょ芋(ごしょいも)

それほどお世話になったのに

この芋の事はあまり知らなかった

明治の終わりに輸入されたアイリッシュ・コプラ―という

じゃがいもの品種を繰り返して実験して生まれたのがこの芋

当初は収穫量が多いので五升芋なんて呼ばれたようだ

これが明治41年の事

大正になって出荷するときに

この芋を輸入して試作した川田男爵の名前を付けて

男爵様の作った芋…男爵イモと呼んだそうだ

男爵イモはじゃがいもの一種だけど

このじゃがいもには

たくさんの種類がある

北海道の中心あたりにある剣淵町では50種類も作っているそうだ

近くのスーパーでも7~8種類くらいは売っているけど

どう使ったらいいのか分からない

とりあえず煮崩れの少ないものとしてメークイーン

これはシチューによく使う

キタアカリとかとうやも気まぐれに使う

他に果肉の色が黄色くきれいなのでインカのめざめも使う

これはあげいもにして使う

インカのめざめは以前あまり流通していなかったけど

最近は見かけることが多くなった

男爵イモは芽の所が深くてちょっとむきにくいけど

やっぱりなじみのある味だ

ほくほくしていてバターをのせて食べると美味しい

じゃがバターは自分の生まれ育ったところでは一般的で

バターの代わりに塩辛や切り込みをつける事もある

そう言えば零余子も芋に入れても良いかな

それに似たアピオスっていうのがあるけどこれはマメ科

でもほくほくして美味しい

ただお店で売っているのを見た事はなくて宅配

そんなじゃがいもの種類を見ていたら

デストロイヤー(正式にはグラウンド・ペチカ)

なんて言うのがあったけど実際には見た事がない

早くお目にかかりたいと思っている

最近は野菜の名前が気になって色々とみている

長ネギにもおしゃれな名前がついている

名月一文字(アニメワンピースのゾロが持っていそう)

初夏一文字っていうのもあった

ホワイトソードに

ホワイトタイガー

ファンタジーものの勇者が持っていそう

トマトの種類はだいぶ覚えたから

次からはネギにしようかな

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