我が家では、６月にフレンチブルドッグの女の子を亡くした。
名前はチャーと言うが、私がつけたのではない。
飼育放棄されていた所を引き取った保護犬だ。
この子をペットと呼ぶのは、自分としては納得できない面がある
どちらかと言うと、生活していく上でのパートナーだった。
たまにケンカしながら、おやつや食事を分けて食べていた。
もちろん私はペットフードは食べないが。
周りにも、猫や犬を家族のように思い、看取った人も多くいる。
看取るまでには、長い間、月に何回も病院へ行ったり内服や外用を
使っており、大変な思いと労力を払っていた。
けど中には、動物をアクセサリーのように考えている人もいるようだ。
ある人から犬種は何かと聞かれたので、フレンチブルドッグと答えたん
ところ、帰ってきた言葉は「や～通だね～」と声高らかに言った。
意味が分からなかった。
そこの家にも小型犬がいて可愛がっているようだったからだ。
また、浜辺の散歩中に、小型犬を連れてキャンプに来ている家族がいた
が、チャーを見るなり「可愛いね、うちも次はこれにしよう！」とご主人
らしき人と子供たちに言っていた。
犬や猫はアクセサリーじゃないんだけどね。
そうかと思うと、やっぱりキャンプに来た男性が車の後ろを開けて
キャンプ道具を出していたんだけど、ふと見ると、私の後ろに静かに
座っている大型犬が居た。
車の後ろドアを開けた時に、降りて静かに座っていたのだ。
男性の方も、そうして待っている事が当然のように全く気にしていな
かった。
お互いを信頼しているんだな～って思った。
うちのチャーには絶対に真似ができないだろう。
なにせ、リードをつけようとしていると、勝手にポテポテと歩いて行って
しまうからだ。
良いところは、走っても遅いしほとんどは走らないから追いつくのは
容易だった。
家に帰るときだけは、かなり早く走っていたが。
こんなチャーはペットではないし、いわゆる愛玩動物でもなかった。
感染症が増えて、自宅にいる事が多くなり、犬や猫を飼い始める人が
多くなったと聞く。
その反面、飼ってすぐに飼いきれずに手放す人も多いと聞く。
つい最近も、猫を保護している所に、夜中こっそり３匹の猫を置いて
行ったという監視カメラを見た。
寂しいからとかで、簡単に動物を飼って欲しくない。
飼う前に、最後まで世話ができるかどうか考えてからにして欲しい。
動物も年齢を重ねると、人と同じようないろいろな病気にかかるし、介護も
必要になるからだ。
そういった時に、きちんと世話が出来なければ飼わないで欲しい。
私の勝手なお願いだろうか。
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