初めての海外旅行

旅行にいきたいな

船に乗って行って帰ってくるだけでも良い

海外旅行は一度だけ行った

40年近く前に、娘との二人旅

オーストラリアのコアラに会いたくて

パック旅行を申し込んだ

同じころに、航空事故があり

パック申込者がほぼ全員がキャンセルした

そのため、パック旅行はできなくなった

個人旅行に変更した

若さゆえか、無謀なことをしたものだ

英語もろくに話せないのに

利用は香港のキャセイパシフィック航空

台湾経由のオーストラリア行き

台湾でトランジット待ち

機外へ出る必要があり、待合室で待機

かなり待ってからの搭乗となった

ドキドキしながら、空港内の放送を聞いていた

あとはシドニーに直通予定なので安心安心

隣に日本人女性が座っていて少し話をした

彼女は、先に赴任している夫のところへ

行くために、キャンベルが目的地

シドニーで降りて、キャンベル行に乗り換え予定との事だった

「私、英文科出たから英語は得意なの」と、機内アナウンスを

通訳してくれた

さて、ようやくシドニーへ到着

彼女は、国内線に乗り換えるとの事で

笑顔と共に足早に去っていった

ゲートを通って、荷物の受け取りをし

ホテルまでタクシーに乗った

運転手さんは、少し怖い顔に見えたが

笑うと優しい目をした

アボリジニと思われる方

ところが、到着したところは何かの施設

運転手さん、私の渡したメモを見直し

これはシドニーの住所だね

ここはメルボルンだと

わたし、頭の中は真っ白

なぜか、寒くもないのに身体が震えた

その施設の方は、私には温かいミルクティを

娘にはジュースを出してくれた

そこの方と、運転手さんが何かやり取り

して、電話をかけていたようだ

その後、また空港へ戻った

運転手さん、空港のカウンターで

空港職員と何か話をしている

結果、無事に、シドニーへ行くことが出来た

運賃は無料だった

空港職員と運転手さんの話から

シドニー行きの搭乗券なのに、メルボルン

で通してしまった

荷物もなぜかメルボルンで下していた

オーストラリアの国民として責任がある

シドニーまで送るのは当たり前の事

そんな事を、笑顔で言ってくくれた(ようだ)

ちなみに、キャセイとは無関係のカンタス航空

その後、無事にシドニーへ到着した

言葉もあまりわからないのに

個人旅行は無謀だったという事

キャンベルで降りて、国内線の

キャンベル行に乗ると言った女性

多分、驚いていただろう

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