なんでさ

元旦の夕方、孫が急に噴き出すように笑い出した。

「ねえ、そのエプロンって…」と言って、私のエプロンを見て笑っている。

娘も、「聞こうと思ったけど悪くて聞かれなかった…」と言って笑っている。

今しているエプロンドレス、世界中の人の顔が無数にプリントされている。

そういうのが好きな人もいるんだって思って、黙っていたと笑いながらの娘。

あのね、このエプロンを選んでくれたのは貴女ですよ。

これ良いんじゃないの、って選んでくれたの忘れたの?

サッポロの狸小路にあったアジアン雑貨の店でさ。

「そのエプロンして駅まで迎えに来てくれた事があるよね」と孫。

あの時から変なエプロンだって思っていたそうだ。

仕事場でもこのエプロンをつけていたんだけどね、そうか変だったのか。

けど気に入っているから良いんだ。

それより夕食の支度を始めないと。

今日はとっても簡単だから、ゆっくりと一つづつ用意する。

歩き始めは右ひざに力を入れられないから、やや前かがみで歩いている。

おかげで腰までだるくなるけど、少しすると良くなる。

そんな私をみて、娘は私の友人に

「なんかおばあちゃんになったみたいだけど、これって治るのかな?」

と聞いていた。

整形病棟に居た友人は、何も言わずに私の動きを見ている。

ちょっと、少しくらい安心させるような事を言ってよね。

雪がどんどん降っているから、玄関前だけでも除雪しようかな。

引き戸に雪が入ると戸が最後までしっかり閉まらなくなるからさ。

雪をよけて、もう少し…って思ったら、雪山に足をとられてアニメの一コマ

みたいに顔から雪に突っ込んでしまった。

起き上がったら、足も服も顔も雪だらけになっていた。

それを見た孫が、どうしたのと言いながらもキャハハハッて笑っている。

自分でも身体の前面が雪まみれになっているのを見たら笑うしかない。

雪をはらうにも、雪玉になっていて取れないものだから、そのままポタポタと

水を垂らしながら家に入った。

雪まみれになった事も、床が水で濡れている事も大騒ぎの元になった。

やっぱり余計な事はしないで、用心しないとね。

寝ながら足に筋肉をつける為の運動をしているけど、もう少し頑張ろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました