第2秘書のソンタ君

テレビドラマのドクターXに出演?している『ソンタ君』は、西田敏行さん

演ずる大学病院長の第2秘書で、「忖度、忖度」と言いながら床を走り回る

ロボットだ。

このソンタ君は」、某通信会社が開発した感情認識ヒューマノイドロボット

のPepper君の兄弟にあたるロボットだそうだが、身長は58cmと兄?から

比べるとかなり小さい。

ソンタ君、購入できるけど価格は1242000円とかなりお高いので、

簡単にポチッとは出来ないね。

ソンタ君の口癖「忖度、忖度」だけど、聞いた事のあるソンタクと言う言葉

は、普段使いの言葉じゃないので詳しい意味は知らなかった。

けど、ドクターXのストーリーから、あまりいい意味とは思えなかったので

調べてみたら、『相手の気持ちを考えて察する』という事だった。

なんだ、思いやりと同じことなんだと思った。

この言葉は古くからある言葉で、中国最古の詩集「詩経」でも観る事が出来、

日本でも菅原道真の「菅家後集」のも出てくるが、日常的に頻繁に使われる

言葉ではなかったようだ。

現在でも、一般的に使われているのかどうかは分からないが、昨年くらいから

ネットニュースでよく見かけるようになった。

ただ、どう考えても本来の意味とは違っているように思える。

本来は「相手の気持ちを考慮する」事で、広辞苑では「他人の心中をおしはか

ること」新明解国語辞典では「自分なりに考えて、他人の気持ちをおしはかる

こと」と書いてある。

けど、2020年11月に発売された新明解国語辞典では、この忖度の意味に

ついて「特に立場が上の人の意向を推測し、盲目的にそれに沿うように行動する

ことの意で用いられる」と新たな意味が付け加えられている。

顔色をうかがうとかご機嫌を取るという意味合いが強くなっているように思う。

元の意味はポジティブなものであるのに、書き加えられた意味は反して

ネガティブな物になっているのではないだろうか。

けどこれで、すっきりとした。

ネットニュースに取り上げられている、「忖度して」は相手の気持ちを思いやる

事ではなくて、言い換えると、乱暴になるが「強いものに巻かれろ」と言って

も良いのではないか。

それとも「上級国民の考えを推し量って、自分の意思は出さずに服従する」と

の意味を付け加えた方がすっきりとするのではと思う。

それくらいに、忖度は悪用されていると思う。

2020年に付け加えられた意味ではなくて、元の意味通りに使うために

世の中の上級国民の皆様、ソンタ君を第2秘書に使ってはどうですか?

特に宮内庁の皆さま、職員をソンタ君と入れ替えてはどうですか?

現在、新しい感染株が出てきており、食も宿も仕事もなく困っている国民を

忖度して良い方向に持って行ってくれたら、忖度の意味をもとに意味に戻しても

良いと思うがどうだろうか。

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