停戦期間中なのに

また、ロシアの空爆で子供病院が破壊された。

産科も入っていたとの事だけど、あまりの破壊で被害の全容が分からない

けど、少なくとも20人以上が亡くなっ。

大統領の話では、がれきに下に子供がいるという。

何人もでがれきを撤去していたけど、手作業で一つ一つよけて行く他ない。

敷地にはミサイルの着弾跡が巨大な穴になっていた。

これが停戦期間中に起きた事だと言うから、更に驚き酷いとしか言いよう

がない。

また、人道回廊を通って避難していたバスが射撃されて、家族が亡くなった。

ルートが増えた人道回廊だけど、ロシアに行くルートの他にウクライナ国内

に向けた5本のルートをみて背筋が寒くなった。

まるで、キエフの南側に避難民を集めているようなルートだからだ。

いままで、ロシアが他の国でしていた事が思い出され、恐ろしい計画が想定

でき氷ついてしまう思いだ。

これが、ただの思い過ごしに終わると事を祈るしかない。

だけど、避難した何千人もの人をどうやって国外に連れて行くのだろう。

ロシアのすることは全く信用がならない、ロシアと言うよりプーチンがする

事だけど、精神状態が悪くなっているのではというのもうなづける。

停電で、チェルノブイリも危ない。

冷却水はたくさん入っていると言うけど、冷やすことが出来ない。

ロシアの自国民にも大きな被害が出る事が分からないのだろうか。

ウクライナに投降したロシア兵の証言では、子供連れの家族を射殺するよう

上官から命令を受けたけど、出来ずに子供を抱いて隠れてたところ自分も撃

たれたという。

残念な事に母親は亡くなったそうだ。

雪が降っている中を懸命に歩く幼い子供、両脇を支えられ歩く高齢者、見て

いると鼻の奥が痛くなる。

ロシアとウクライナ、一つの事に対して真っ向から違っている。

長い歴史の中で様々な要因がからんでいるのだろうが、今、望むことはこれ

以上ウクライナの民間人の犠牲はなくして欲しい。

ゼレンスキー大統領は、北大西洋条約機構への加盟を断念する事を示唆して

いるが、以前にNATOが加盟を渋っていたのが要因になっており、大統領自

らがロシアの停戦協議の条件に歩み寄ったのではない。

その事を話す大統領の表情が苦渋に満ちているように感じたのは、わたしだ

けではないと思う。

NATOは、ロシアを相手にしたくないようだ。

それは日本も同じで、何があっても『遺憾だ遺憾に思う』しか言わない。

領空侵犯されようが、北方領土の件でまた勝手をされても遺憾しか言わない。

ロシアがウクライナを侵略した理由は、日本にも当てはまるのではと思う。

日本にいるロシア人を保護するためにという理由をつけて、侵略してくる事

も考えられない事ではない、なにせロシアのする事なのだから。

ロシアは、今回の侵略を侵略ではないと言っており、あくまでウクライナ国

民の保護と言っているが、明らかに侵略と虐殺だ。

侵略と呼ぼうが、侵攻と呼ぼうが、戦争と呼ぼうが、一刻も早い収束を願っ

てやまない。

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