旧手宮線

今日、ようやくハロワに行って来た。

窓から入る風が涼しかったので、思い切って

家から出る事にした。

けど、アスファルトの照り返しのせいか、

暑くて暑くて、途中で帰りたくなった。

何とか手続きをしてJR小樽駅へ。

小樽駅には、以前、0番ホームがあったけど、

いつの間にかなくなっていた。

今は、新千歳空港行の快速エアポートが

発着する5番ホームになっている。

ホームは、5番4番2番1番の4つで、

なぜか3番ホームはない。

ホームはないけれど、線路はあるようだ。

わたしが子供の頃、手宮駅というのがあった。

父に連れられて、手宮駅から汽車に乗った

思い出がある。

昭和37年には、旅客を乗せるのはやめて

貨物だけとなっている。

手宮駅の中には売店があり、働いていた母から

小遣いを貰って、大きな醤油せんべいを買った

記憶がある。

せんべいを食べて、近くにあった図書館に

行くのが子供の頃の私の日課。

今だと、まず、考えられない事だろう。

図書館の入り口を入ると、右側に博物館に行く廊下が

あり、左が図書館だ。

たくさんの本に圧倒されながらも、ギリシャ神話

やローマ神話、伝記など、むさぼるように

読んでいた。

私が本好きになった原点と思う。

今、手宮駅はない。

ないが、線路は遊歩道として残っている。

小樽駅からまっすぐに港に向かって下った

あたりから、色内町までの区間の線路が残っている。

両側には、民家や工場、工房があり、

ゆっくりと散歩するには格好の場所だ。

なぜか猫が多くいた。

小樽には、観光名所がたくさんあるが、

半日くらいかけて、ゆっくりと散策するには

おすすめだ。

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