ウ軍が国境に到達 その陰に

ウクライナ軍が、国境に到達した。

10人くらいの兵士が、国境のそばで勝利のサインをして

記念の写真を撮っていた。

けど、その陰にアゾフ大隊の力があった事を考えると

素直には喜べない。

ウクライナ大統領が>アゾフスタリ製鉄所の守備作戦は

終了した。

こう発表した後に製鉄所の解放が発表された。

製鉄所に居た兵士ら1000人余りが投降し、うち53名の

重傷者は病院に搬送された。

その病院は、親ロシア派地域の病院だ。

投降した兵士について、ロシア軍は

『ナチスの過激民族主義者』と呼んでいる。

今後、取り調べをする予定というけど、心配でならない。

ロシア政府は>ナチスは全て〇刑に処する、って言う法案を

通そうとしている。

また、ウクライナ人の虐殺はウクライナ軍がした事だと

アゾフ大隊に言わせようと画策しているとの噂もある。

アゾフ大隊が製鉄所で85日にも渡る抗戦をしたおかげで

ロシア軍を製鉄所に集中させ、東部地域を奪還出来た

と言っても過言ではない。

ウ大統領は、製鉄所解放について

>アゾフ大隊はウ軍の英雄だ。英雄の命を救うための

人道的処置…と言っている。

けど、いまのままだと、アゾフの兵士はただの捨て駒に

されたと思ってしまう。

ロシア軍は、アゾフの兵士をナチスと決めつけているので

その兵士たちを決して英雄にはしたくない。

民間人に対しての扱いも残虐と言えるものだった。

それを考えると、今後の兵士に対する扱いが心配でならない。

捕虜の交換を申し出てはいるが、ロシアにとっては兵士を

人とは思っていないようだから、ロシア人捕虜にの事は

気にもしていないだろう。

今回の投降は、アゾフ大隊の家族たちが夫や子供を返して欲しい

ってデモをした後の事だった。

国連や、赤十字が間に入って、ウクライナ側に帰って

来られるように出来なかったのだろうか。

製鉄所で歌っていた若い女性兵士の顔と声が忘れられない。

また、今、ロシアには19万人のウクライナの子供がいる。

ロシアは、ナチスに染まる子供を保護したと言っている。

けど、避難民の母子を引き離して誘拐したのと同じこと。

子供たちをロシア人家族の養子にして、ロシアの教育を

施そうとしている。

幼い子供は、自分がウクライナ人だったことも忘れて

しまうだろう。

この事は、逃げ出すことが出来た16歳の少年の言葉から

事実だと分かる。

アゾフの兵士をウクライナに戻す事、子供たちを保護する事

これが急ぎ、する事だろうと思う。

国連と赤十字に強く要請して協力してもらいたい。

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