雨おとこ

孫たちが昨日からキャンプに行っている。

毎年、夏休み前になると学童保育でキャンプに行く。

おとといから昨日の朝にかけてキャンプの事で

ずいぶんとメールをやり取りした。

やっぱり雨模様を気にしていた。

天気予報の雨雲情報を見るに、雨は今日の昼から

だった。

   大丈夫、空にある雨雲に向かって

   フーフーって息を吹いて雲を飛ばすから

こう送った私のメールへの返事が

「ばんちゃんって、たまに面白い事言うよね」

小学生に言われちゃったよ。

我が家には『雨男』がいる。

墓参りは道路が冠水、キャンプで暴風雨、

一緒に行くからには雨になるのは覚悟しないとならない。

娘は、

「だって、雨になるのは当たり前だよ」

ちなみに、雨男の新婚旅行は土砂降りの雨で

道路が川のようになっていた。

雨男って言うには可愛いくらいで

さながら『嵐を呼ぶ男』だろう。

嵐を呼ぶ男は、昔の邦画の題名だけど、文字通りの

嵐を呼ぶわけではない。

それに、この映画を知っているという

私の年齢も知れる。

だけど、雨男もそう悪いものではない。

わたしの娘は子供の頃に、よく雨男にあちらこちらに

連れて行って貰った。

一番の思い出は水族館に行った時の事。

やっぱり土砂降りになったみたい。

おまけにカミナリが酷かったらしい。

帰ってきての第一声が

「(カミナリ)凄かったよ!ギザギザになったカミナリ

 はじめて見た!」

屋外でのペンギン散歩とかイルカのショーも

他に人がいなかったんで、貸し切り状態の特等席で

見学できたって喜んでいた。

もっとも、土砂降りの中、たった一組の見学者の為に

ショーをしなくてはならなかったスタッフの方々は

お気の毒というより他ない。

孫のキャンプには雨男の同行はないので

今日の昼までは雨に当たらないですんだようだ。

明日は雨にはならないようなんで

両親のお墓の掃除にでも行ってこようかな。

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