性別違和のこどもたち

大阪では15年前からせいに違和感のある子供たちの

交流会が行われている。

その交流会に参加し、同じような悩みを持っている人が

他にもいるっていう事を知っただけで、いくらかでも

気持ちが軽くなったという。

その交流会を見つけるまで、母親はネットなどで

ずいぶん調べて行きついた。

子供から相談を受けて、生徒と共に交流会に参加し始めた

教師もいる。

そういう交流会が他の都市にあるかどうかは分からない。

あったとしても、そこにたどり着くことは難しいだろう。

また、理解しようとする親も教師も少ないと思う。

少なくとも、中学生以上であればネットや書籍で

調べる事が出来るだろう。

けど、性別が違うという事が分かっても周囲に

話す事が出来ないという事実がある。

性別に違和があっても、それを周囲に話していない人は

半分以上になるという。

親から話す事を止めるように言われることもある。

LGBTQという言葉は世の中に知られてきているが

認知され始めたというだけで、理解はされていない

のが現実ではないだろうか。

大人でも苦しい事なのに、言葉で説明の出来ない子供は

どれだけ辛いだろう。

その事を知った親もまた対応に苦慮する。

そういう性別違和の人は、世の中に一定の割合で

いると言われており、その割合も私たちが思うより

ずっと多いというのが現実だ。

自分たちだけではないという事を知ってもらうための

交流会がもっとあるといい。

そういう交流会を世の中に知らせる手段も欲しい。

交流会に参加している事で差別される

世の中ではあってはならない。

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