天気予報は大雨

昨日、久々に焼き肉をしようと炭を熾していた。

まだ雨にはならない予定だった。

炭を熾すのは嫌いじゃない。

真夏の炎天下で熾すから嫌いじゃないというくらいで

風が心地いい春と秋なら好きな方だ。

お日様がじりじりと照らしてきて、目の前では

炭が熾きていく。

こんな暑さを我慢しているのは

ひと段落ついた時の美味しいビールが待っているからだ。

今はさほど飲まないとはいえ

外で焼き肉をしながらのビールは別格。

グラスに注がれたビールを横目に見ながら

ゲスト…可愛い孫たち…の好きな物を焼いて行く。

炭火の前で熱いのを我慢している私に

「もう食べちゃった!まだ焼けない?」

「美味しい!」

焼いたものがいつまでもテーブルにあるよりは

ずっといい。

思う存分食べて貰ってからゆっくり食べて飲もうって

おもったところでポツン…ポツン

まだ降る予定じゃなかったのに

雨になってしまった。

「雨、あたった」まだみんなは気づいていない。

「雨、又当たった」

ここいらでポツンがポツポツになって来た。

「出そうか(タープ)」

とりあえず雨に当たらないようにタープを出したけど

中途半端な張りかた。

まあいいやって思って、そのまま今日まで忘れていた。

屋根に雨が溜まってタープの支柱が引っ張られていた。

文字通り、バケツをひっくり返したようにたまった雨を

よけて、屋根の布をよけた。

大雨になるのは今日だったのにな~昨日からだったとは。

明日までこれで良いだろう。

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