ヒカル

引かあるは我が家に

居た３頭の猫のうちの１頭

女の子で少しうつ傾向になったので

気分転換に我が家であづかった

我が家にすでにいた猫は両王ともにくせが強かった

気が強くく俺様気質の茶トラと

その茶トラの後ろに隠れてガラス窓越しに

となりの屋根にいるカラスを威嚇していた

黒猫がいる我が家には

ヒカルを預かるのは不安要素が大きかった

留守の間にヒカルがいじめられているのでは

とかすごく気になったけど

２階のテーブルの下を暗くして

ヒカルの場所を作ったところ問題はなかった

ヒカルはキジトラという毛色の女の子

朝から猫動画を観ていたら

日本で一番多いのがキジトラで

祖先がリビアヤマネコだって知った

そのやまねこの縞模様がキジトラに引き継がれて

いるという

猫の性格は毛色によってある程度決まっている

と言うけど

我が家に居た猫を見ていると

あまり妄信する事はないと思った

ただキジトラのヒカルに関してはあっているかな

と思った

用心深く慎重で…あれ？後は何だったか

野生の記憶が少しでも残っていると

多分だけど慎重で用心深くなるだろう

ヒカルの性格は凄く面白かった

『いるけどいない猫』というところ

人がいる時はめったに１階に降りてこない

いや

降りてきているけど気が付かないのだ

他の猫たちと違って何をするにも静か

視線を感じてふと見ると壁に張り付くようにして

ピタッと動かずにいる

せっかく１階まで来たのに目が合うと動かなくなる

なので見ないようにしていた

近くまで来ても目が合うと『だるまさんが転んだ』

状態で動かなくなる

娘には毛づくろいをさせていたけど

私がすると緊張してた

なので本人の好きなようにさせていた

キジトラは慎重で用心深い

あっている