ナンマドル

ずっと遠くから虫が声が聞こえる。

北海道には台風の影響は出ていないけど

昨日の夜からの蒸し暑さは、影響の一つなんだろうか。

今回の台風はミクロネシアが案を出していた『ナンマドル』に

決まりそう呼ばれることになった。

ナンマドルと言う名前は、私が何回も読んだ本に出てきていた。

ミクロネシア連邦にある人口島がたくさん集まった遺跡の事だ。

こころの中で、ずっと行きたいと思っていた所が

今回の台風に命名された。

わたしは、台風の名前が女性名だって勘違いしていたけど

2005年にアメリカ、特にニューオーリンズに甚大な被害を

及ぼした『カトリーナ』が記憶にあったせいかと思う。

ニューオーリンズは市の8割が浸水した上に、略奪行為が

横行していたそうだ。

ちょうどそのニューオーリンズの中にある高層ビルにIT関連の

会社が入っていて、そこの社員がハリケーン上陸前からの様子を

ブログで発信していた。

5名の社員たちは、その一週間前からビルの10階と11階に

食糧・水・発電機の他に1丁の銃とカメラを持ってこもった。

8月27日午後9時5分に、ひどいい嵐になりそうだ…と始まり、

翌朝には風が酷くなり、脱出手段がある人は街から脱出するべき

と口調を強めて行ったそうだ。

外国映画を観ていて思うのは、なぜ、すぐに略奪が始まるのかって

ことだ。

こういってしまうと、誤解が生まれるかも知れないけど

すぐに商店なんかが壊されて略奪が始まるように思う。

カトリーナの時は、一部の警察による略奪がありホテルでの

略奪行為もあったという事だ。

まるで、外は動物園のようだったと。

こういう状態が9月2日まで続いたそうだ。

だからか、日本で災害が起きた時の様子が外国から

称賛されている。

今回のナンマドルはこの時間では九州に上陸している。

24時間の雨量が1000mlに迫るような大雨も予想されている。

雨だけでなく風も強く、海から吹き付ける風で急に潮位が

上がる事も考えられるということだ。

警察、消防、町の青年団などこれから大変だと思うけど、

ケガのないように祈っています。

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