外国で日本語が公用語

普段は何気に言葉を話している

日本には方言があって聞いても分からないこともある

それでもいくつかの国のように完全に民族が違うために

言葉が異なっているのは違う

一つの国の中にたくさんの民族が暮らしていて

それぞれが全く別の言葉を話している

そしてみんなが分かるように公用語があって

それを話す事で意思の疎通が出来ている

わたしは当然のように日本語を話している

特別おしえてもらったわけじゃないのに

日本語はかなり話せるほうだと思う

この言葉以外は話せない

ところが外国には何か国語をも操る人がいる

そういう人達にとっても日本語は難解な言葉のようだ

漢字 カタカナ ひらがながあって

それを組み合わせて文を組み立てているし

漢字に至っては一つの言葉でいくつもの意味や

読みがあるからだ

日本人はそれをいとも簡単に読み書きする

日本語だからだ

『日本語は日本の公用語じゃない』と聞いたら

どう思うだろう

そうなのだ

日本の公用語が日本語だとは日本国憲法には

制定されていない

そうなると日本語が公用語の国は世界中に

一つもない事になる?

ところが『日本語が公用語』という地域が世界に

ひとつだけある

それはパラオ共和国のアンガウル州だ

州の憲法にそう明記されている

1920年に日本の統治が始まったからだ

それまでスペインやドイツの植民地として

苦しい生活を余儀なくされていた

日本はインフラを始めとした社会整備に努め

移住した日本人によって日本語が広まったという事だ

1982年アンガウル州では

パラオ語 英語 日本語を公用語として制定された

今では日本語を話す人は少ないけれど

お正月にはお餅を入れたお汁粉を食べて

花札をする年配の方もいる

パラオ語の中に日本語をもとにした言葉がある

その数は1000語くらいにもなるそうだ

名前にも日本語由来の物がたくさんあって

日本に赴任した大使の名前がマツタロウさんという

方でマツタロウは苗字にあたるそうだ

第2次大戦の激戦地となったペリリュー島では

たくさんの方たちがなくなったけど

日本軍がパラオの人たちを島から逃がした事で

パラオの人たちは一人もなくならなかった

586もの島からなるパラオ

一度は訪れてみたい国のひとつだ

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