年金支給日

今日は年金の支給日だ。

年金支給日になると銀行が酷く混雑するらしい。

そういうわたしも他人ごとじゃなくて年金受給者だ。

ただ田舎のせいか混雑はしていない。

混雑していないどころか、たいていは私一人。

もっとも銀行じゃなくて郵便局なんだけどね。

年金支給日の銀行についてコメントがあった。

 «年金支給日になるとGGやBBがいて混雑してる

  他の日にずらして行って欲しい≫

対して、そんなに混雑する事が分かっているなら

自分が日をずらすと良いじゃないか。

どちらの意見が良いとか悪いとかは遠慮させてもらう

けど、ひとつ言えるのは会社員も給料日を楽しみにして

銀行に行くだろうって事。

年金が支給になったら食料をまとめ買いする人もいる。

月に一回の外食で贅沢をするって言う人もいる。

GGやBBって言う言い方にも腹立たしい思いがする。

国民年金制度が始まったのは昭和35年10月

保険料の納付は翌年昭和36年4月からだった。

その時に年金を集め始めた方がいる。

一軒づつ年金の必要性を説明して歩いたそうだ。

いま大変でも年を取った時に楽が出来るから、そうやって

説明して歩いたそうだ。

何でも初めての時は反感も多かっただろう。

その方の妻の話

「一生懸命に話して集めて、60歳になった時にこれで

 楽が出来るって言ったけど、一回も年金を貰わないで

 〇んじゃったんだよね」

その時に遺族年金というものがあったかどうかは分からない。

ずっと疑問に思っていた事がある。

年金はかけて数年では貰えない。

制度が出来て少なくともある程度の長い間は

誰にも支給する事なく貯めていたって事でしょ?

多分莫大な金額になっただろう。

厚生省の人達の会話が表に出た事がある。

«黙っていてもどんどん入って来るんだから

 好きに使うと良いんだ≫

笑いながら休憩中にでも話しているような感じだった。

この会話はもうどこにも出ていない。

年金基金で豪華な施設を次々と作り、大赤字になって

いる事を覚えているでしょう?

1980年から1988年にかけて全国に13ヵ所作られた

保養施設の『グリーンピア』

高齢者などの保養施設として建てられた施設だけど

2005年には資金不足と年金流用問題の発覚で

全部が廃止された。

公的年金流用問題は、年金保険料が本来の給付金以外に

簡単に他に使われたことが発覚した事件だ。

年金の積立金で運用されていたけど少子高齢化の加速で

運営の継続が難しくなったんだって。

たいていの事業は、運営しながら利益を出していくもの

だし、その見込みがなかったら作らないよね。

なんの計画もなく作ってしまったつけがきたみたい。

自分たちの懐が痛まないお金だから好きに使って

いたんだろうね。

結局その施設は地方に売却されることになったけど

その価格は総額で48億円。

ちなみに総建設費用は1953億円だったというから

聞いた時に驚いたって言うか呆れたのは私だけじゃないだろう。

全部の損失額は3683億円にものぼり、80億円かけた施設を

3億円で売った所もあった。

これらは譲渡に近い形で売却されホテルなんかに運用されている。

年金事業開始からの一定の期間に収められた分は

こうやって好きなように使われたんだろうね。

   金額に関してはウイキペディアを参考にした

追記 今日は寒い!

   何度確かめても氷点下5度だったから、時々みえる青空

   のせいかと思っていた。

   今は氷点下8度で納得。

   ウクライナはもっと寒いんだろうね。

   住んでいる女性が、

   「怖いのは〇ーちんじゃない

    世界からウクライナが忘れられることだ」

   こう言っていた。

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