内モンゴルの砂漠から強い風に吹き上げられて
黄砂が日本まで飛んでくる
その強い風が平原を砂漠に変えているという
モンゴルは遊牧と牧畜の国だ
草原が砂漠になったら牧畜が成り立たない
放牧で草の新芽が動物に食べられ風で砂が
運ばれ砂の平原になっていく
と言って放牧しないで草を食べさせると
その飼料の購入価格は大きい
ある程度の禁牧期間を設けてその間に草を
育てる、そんな試みもされているけど
当然のように草を購入しなければならない
その資金がなくて夜にこっそりと放牧する人も
いるらしい
他に新芽を好む小動物もいるので
なかなか草が育たない
砂ばかりの土地は巻き上げられた砂で
増々砂漠が広がっている
そんな砂漠を緑に変えようと尽力している
日本人がいる
モンゴルで日本語を教えていた男性で
日本でモンゴルの塩を売り植林のための緑を
買って砂漠を緑地化しようとしてる
けどせっかく植林をしても強い風で砂が削られ
場所に寄っては4~5メートルも埋まってしまう
所もあるそうだ
けど少しづつ効果が出てきている
家さえも砂に埋もれて別のところへの移転を
余儀なくされている
緑地課は早急の課題だろう
この地域の牧畜はヤギの毛から作られるウールや
カシミヤの為の飼育だ
せっかく植えた植物をヤギに食べられないように
一頭のヤギからたくさんのカシミヤが取れるように
するためにそういうヤギを増やして
全体の頭数を減らし緑化する試みもあるそうだ
頭数を減らして植林をし緑を増やす
カシミヤがたくさん摂れるヤギを増やし
他のヤギを減らす
そうする事で飼料が少なくて済み
収入を増やして貧困農家を救う事ができる
このプロジェクトが成功すると
砂漠化にも砂漠の拡大にも歯止めがかかり
牧畜農家の貧困もなくなるだろう
草原が増えると風で砂が削られることもなくなる
こんなプロジェクトが成功するといい
私はきっかけがどうだったかは忘れたけど
モンゴルに行きたいと思っていた
広い草原にパオが点在して空は広い
そこが砂漠になってしまうのは悲しい
モンゴルの草原に身を置いてみたい
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