熱中症と電気代

昔は熱中症とは言わずに日射病と言った

昨今の調べで日光に当たらず家の中にいても

体調不良になる事から

熱中症という言葉に変わったそうだ

総務省消防庁の調べでは7月24日からの1週間で

熱中症で病院に搬送された人は1万1766人で

今年初めて1万人を超えて昨年の同時期に比べ

1・8倍になっているそうだ

この中で65歳以上の高齢者は全体の半数を占め

ている

また熱中症の発生場所は住居が一番多い

この統計ではあくまでも救急搬送された人の数なので

搬送されずに処置をした人数を入れたら

一体どれだけになるのだろう

『熱中症を防ぐための対策』として

あげられているのが『水分補給』と

エアコンや扇風機の使用を我慢せずにという

事があげられている

しかしこの物価高騰で電気代を控えようと考えている

人達が多い中その事だけを言っても無理がある

先日も高齢のご夫婦が残念な最期を迎えられたけど

自宅内でのことだった

高齢者の中には夜間は扇風機をつけると体に悪いとか

外の風は体調不良になるとかって信じている人も

少なからずいるとは思う

けれども元凶は電気代の高騰だろう

これ以上は切り詰められない食費や住居費

そうなると扇風機やエアコンの電気代を贅沢と

おもってしまう

そもそもエアコンをつけていない家庭も多い

またエアコンを設置していても先に言ったように

電気代の事を考えると使う事を躊躇してしまう

簡単に『こまめな水分補給』と

エアコンや扇風機の使用と言っても

なかなかそうは出来ないのが現状だ

また水だけを飲んでいても身体の中の塩分が

不足するので適度な塩分補給も必要だ

何と言っても危険な暑さであるのはそうなのだけど

冷房を使えなくなったのは

昨今の増税と物価のせいじゃないだろうか

まさに『人災』と呼んでも過言ではない

先日の大雨の被害が復旧していない今

そこに住む人たちの事を考えると

何とも言えなくなってしまう

国民が暑さと物価や増税で先に不安を持っているのに

女性議員が38名でフランスに視察?という名目の

多分観光に行った事が炎上している

なぜ今行かなくちゃならないんだろうか

あきれるというしかない

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