愛犬が虹の橋を渡った。
虹の橋って言葉を知ったのはつい最近の事。
3歳で養女に?きて、あれから10年。
13歳っていうと、人間の年に換算するとほぼ私と同い年。
老々介護のために仕事を辞めたけど、あちこちの関節が痛くて
力のない私には、10キロの貴女は重くて抱っこ出来なかった。
病院に行っても、車から院内、院内から診察室へと
先生や職員さんにお世話になっていたよね。
毎月の定期健診でも、目立って悪いところはなかったよね。
6月受診予定の3日前、急にふらふらしだして立つのもやっとの
状態。
心肥大って言われていたけど、冷蔵庫の前で扉をみあげている
貴女に、ついチーズをあげてしまったのが悪かったのかな。
いろいろとこころあたりを考えたけど、何もなかった。
おなかが出てきたなと思ったけど、グラマーなあなたの事、太ったかな
と思っていた。
翌日に仕事を休んで病院に行ったときは、もう手遅れ。
おなかの中にガンがあって、貧血もひどくて化学療法も手術も
出来ないって言われた。
一昨年、口の中に腫瘍ができて手術をした時、呼吸の状態が悪くなって
夜中になってようやく落ち着いたって聞いた。
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