札幌市街地や近郊に現れた大量の蛾は
ある程度の落ち着きを見せているようだ
蛾って言うだけでも目にすると嫌なのに
10cmを超えるものが大量に群れて飛んでいたら
考えるだけでも背筋が寒くなる
蝶はみんなに綺麗だ綺麗だって言われて
それが群れて飛んでいるさまを写真にまで撮られるのに
似たような形態の蛾は嫌がられてなんだか
気の毒のような気もする
今回の蛾には毒性はないとの事だったけど
以前に大量発生したマイマイガは違った
およそ10年くらいの周期で発生するらしい
マイマイガだけど
11年前の発生の時に遭遇した時は
本当に気持ち悪かった
夜に明かりのあたりをパタパタと飛び回って
壁にはびっしり大量にとまっていた
あの鱗粉が何とも嫌だった
蛾って人が近くにいてもあまり嫌がらないのが
また嫌だった
日中に外を歩く時は上を向いて歩いていた
木からマイマイガの幼虫が落ちてくるからだ
幼虫に触れると皮膚が赤くただれる
ただれる以上の害はなかったけど
それでも水でごしごしと洗い流したものだ
皮膚に卵を産み付けられた子供がいた
足のくるぶしの上あたりに経3センチくらいの
ハート型に似たような大きさに卵を産み付けられた
卵はしっかりと皮膚についていて
こそげ取るって感じがぴったり
取った後はやっぱり赤くなっていた
今回のもそうだけど
発生すると2~3年続くと言われていたけど
翌年は蛾の発生は見なかった
壁や街路灯は高圧洗浄で洗い流したのが良かったのかも
と思う
今回の蛾も壁に卵を産み付けるので
それを除去するのが翌年の再発生を防ぐようだ
ただひとつ心配な事がある
虫が大量に発生するとそれを捕食する上位の
生物が増えると言われている
それはそれで又必要なサイクルなんだろうか
虫の駆除が良いのかそのままにしているのが良いのか
虫の発生の前に何かに人為的な手を加えていたのか
考えると考えるほどよく分からなくなる
けど出来る限りは自然に介入しない方が良いのではと思う
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