海月

中華料理の前菜に出てくるクラゲはかなり好きだ

自分でも塩クラゲを買って来ては

塩抜きをしてキュウリや錦糸卵を入れて

味をつけて食べている

漁業を生業としている人達にとっては

そんな事も言ってられず厄介な物と思われている

中でもエチゼンクラゲは大きくなるし

大群で魚網の中に入ると網が破られ大損害になる

このエチゼンクラゲだが

以前は数年に一度の大発生で済んでいたものが

海水の温度が上がったせいか

毎年のように大発生しているようだ

北海道近海と言うか沿岸あたりに多くいるのは

水クラゲ

このクラゲも毒はあるけど微毒の為に

刺されても少し痛くなったり痒くなったりで

済むらしい

ところがそうも言っていられない場合もある

夏に海水温が高くなるころ

ホンダワラと一緒に流れて来るのも水クラゲだと

思われるけど

刺されて大変な思いをすることがある

実際に刺された人の話によると

電気が走るような激しい痛みがあるようで

『電撃痛』と称される

治療をしてもすぐに収まる場合と

まる一日を費やして点滴などで治療薬を入れても

完全には収まらない事もある

同じクラゲだと思うけど

人によって発症度合いが違うのか

クラゲの種類が違うのかは残念ながら分からない

大体のところクラゲには毒があって刺されると

大変な事になると思っていた方が良いだろう

  お盆になったら海には入るな

こう言われた事がある人は多いのではと思う

離岸流が出るから危険だとの意見がある

他にお盆あたりは海水温が上がるので

クラゲが発生しやすいというのもあるようだ

ちなみにクラゲが多くなるころには

さすがの北国も気温が高くなって

蜂の被害も多くなる傾向にあるようだ

クラゲは調べると調べるほど良く分からなくなる

けど水槽で見るクラゲは妖しく美しいと思う

特に小さなクラゲは水の中でゆらゆらと漂っていて

いくら見ていても飽きない

水槽に顔がつくほど近づいてみていると

あたかも一緒に水の中にいるような気さえする

クラゲを自宅で育てている人もいるようだけど

飼育はなかなか難しいようだ

海でクラゲだと思ったらビニールの袋だった

そんな事があった

飼育が難しいなら

水槽の中にビニールを浮かべたらクラゲに見えるのでは

そのうえでほのかな明かりを当てたら

まさにクラゲに見えるのではないだろうか

なんて考えている

実際にするとなるとまたこれも難しいだろう

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