「うちの長男ね～子供の頃にカエルをたくさん
集めて桶で飼ってたの」
カエルと言っても草ガエルって言うのかな？
あの２～３センチくらいの小さいカエル
田舎で夜勤をしていた時に
朝まだ暗い時に玄関に行くと
小さな黒いものがいくつも玄関にあったけど
それがそのカエルと同じ種類
どこから入って来るのか不思議だった
田舎にはそんなカエルがたくさんいる
ポケットに石ころをたくさん入れて
「大きくなったら母さんにダイヤモンド買ってやる」
そう言った子供がいた
子供にとって高価な宝石はダイヤモンドだもの
カマキリのタマゴを家に持ち帰り
ある朝に一斉に孵って母親の叫び声で飛び起きたという
子供がいた
ちなみにカマキリは１００～３００匹が一斉に孵るという
そんなのを見たらそりゃ～叫ぶわ
先に話した石ころ集めの子供は
庭の桶にたくさんのオタマジャクシを飼っていて
足が出たなんて言っているうちは良い
ある日それがやっぱり一斉にカエルになった
そこの家人は叫ぶことはなかった
ただ「ギャっギャっってうるさかった」と言っていた
遊びに来ていた孫が帰ったあとに
メールで知らされた事
だんご虫をカップに入れてあるからご飯をあげてね
飼う気で調べてみたら卵をたくさん産んで
それ全部が孵ったら
なんて…それはまた嫌なので庭に戻した
その娘の母親もまた子供の頃に
蝶の卵を家に持ってきて
卵から毛虫 そのうちに蛹になって蝶になった
筆入れの中にわらじむしを入れて飼っていたのも
その母親だった
子供ってなんで虫を集めるんだろう
嬉しそうに集めて来るもの一緒にお世話するのは
親の務め
なかなか難しいものだ
ちなみに虫のご飯を探すのも親なのは言うまでもない
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