子供のころから周りには自然がいっぱいだったせいか
あんまり紅葉とかに注意を向けた事がなかった
長く住んでいる今のところも
玄関を出ると右手にはずっと連なって山が見える
今日見てきたけどまだ紅葉には早いようだった
感染症が広がる前までは友人と毎年秋に
１泊～２泊で近くの温泉に行っていた
行くのはたいてい９月末から１０月頃
その時は１０月の半ばにニセコにある温泉に行こうとなった
寒さが早い年だった
平地は当然のように秋ではあるけれど雪なんかはない
山の上の方はどうだろう
温泉は道路から山に上がった所にある
電話をかけて道路状況を聞いた
冬用の滑らないタイヤの方が良いだろうかと
これを聞くと１０月の半ばに雪？なんて思うだろう
けど降る時は降るんだよねこれが
出かける時はいつも晴天に恵まれる
さほど善い行いをしているとも思えないけど
どこかで見ている方にとっては
良い行いのご褒美なのかも知れない
なんて自分たちで思ったりしている
さすがに紅葉はまだだろうね
なんて言いながら行きの道中を楽しんだ
空は秋晴れでどこまでも高い
温泉に浸かって美味しい料理を頂いて
それ以外にも評判のところでうどんを食べたり
旅？に出るとなぜか食欲が増して
おなかがはちきれるほど食べてしまう
それでもソフトクリームの類は別腹でよくも入るものだと
我ながら感心していた
帰りの道で『あっ！』
昨日は緑だった山がすっかりと紅葉になっていた
一晩でこんなになるんだと驚いたものだ
急な冷え込みなんかの条件がそろうとそうなるんだろうか
いま我が家では盆栽のツツジと紅葉がある
どう手をかけたら良いのかはわからない
ネットで調べながらなんとか枯れさせずにもっている
高さは１０cmほどの紅葉だけど紅くなるのかな
いくらかは色づいているけどどうかな
子供のころ近くの山の一部が『日本最北端の栗林』
と呼ばれていた
その頃は全く気にしていなかったけれど
なんだか凄い事らしい
栗は緑のイガが茶色になって下に落ちると
葉が色づいて来る
黄色に色づく葉を『黄葉』と呼ぶらしい
そんな事も知らずに年だけを重ねてきてしまった
いや
まだ知る機会はあるだろう
好奇心を忘れないで身の回りに注意を向けていこう
そう思った今日だった
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