千葉で繁殖して周りを困らせていたキョンが
茨城でも繁殖していた
キョンって小さい鹿みたいな動物で元は中国にいた
この名前を知ったのは漫画の中での事
山上たつひこさんっていう漫画家が書いた
『がきデカ』の中で
主人公が「八丈島のキョン！」ってポーズをとるとこから
キョンの事を知った
小さめの鹿なんていたら可愛いだろうな
そんな事を思っていたけど
数年前に千葉県でキョンが大繁殖して被害が多いって
そんなニュースを見た
あれ？
キョンって八丈島にいたんじゃなかったっけ
八丈島にいたキョンを
千葉の観光施設で飼っていたんだけど
事故で十数頭のキョンが逃げ出した
十数頭くらいだからって思っていたんだろうけど
それがどんどんと繁殖した
キョンって出産したすぐ後にまた妊娠する事が出来るし
生後半年には出産できるらしい
なので増えるのもあっという間だったという
農産物の被害どころか庭の草木もあっという間に食べてしまう
夜行性とは言いながらも昼もお構いなしに現れる
走るのも早い
被害と言うか迷惑はそれだけじゃない
昼も夜も鳴き声がひどい
「ギャ～！」って甲高い声で鳴き声をあげる
台湾や中国では高級食材だと言うキョン
今はやりのジビエにと言う意見もあるけど
そうなって高値になると飼育したり山に放牧したりと言う
そう言う事も考えられるので出来ないらしい
また出てきたの「捕まえるなんてキョンが可哀そう」って言う意見が
共存できるならそうするのが良いのかも知れない
けれど共存すると言う所を超えているのではないだろうか
なにせ被害が拡大している
今となっては遅いけれど
初めに逃げ出した時に何とかしていたら
人もこんなに困っていないし
キョンも害獣って呼ばれることもなかったよね
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