コロコロと変わる北国の気温
今のところは寒い方に固定しているみたい
お天気が悪いから大物の洗濯ができない
洗濯した大物を取り込む時のお日様に匂いが好きだ
こんな天気じゃ外には干せない
毎日夜になると翌日の天気を見ている
気温が低いし小さい傘のマークがついていたから
洗濯をやめたのに
あらまぁ空は青く透明でどこまでも広がっている
こんなんなら洗濯をしたら良かった
そう思って天気予報を少しだけ恨んだ
そう思っていたところ突然と外が暗くなった
さては私の心の中を読まれてしまったか
そんな事はあるわけはないけど真っ暗
『一天にわかにかき曇り』って言葉がポヤんと頭に浮かんだ
この『いってん』の所を長い事『一転』だと思っていた
天気がコロっと変わるから一転だって思っていた
違ったんだよね遅まきながらも気が付いて良かったよ
『一転』の意味は一回りする事やひっくり返る事
様子がガラッと変わる事
『一天』の方は空一面の事なんだって
洗濯できなかった空は一天にあたる
一天にわかにかき曇った真っ暗な空も
その雲を突き抜けたら真っ青な空が広がっている
そんな光景を考えるとまんざら悪い気はしない
『雲外蒼天』そのままだ
なんてことを考えていたら
知人が山菜を持ってきてくれた
『三つ葉』だ
スーパーで売っている三つ葉はひょろっと長いのが数本
それだけで結構お高い
茶碗蒸しなんかにそ～っとのせるくらいしかできない
自分としてはごそっと大量に『お浸し』で食べたいのだ
好きだったでしょって持ってきてくれた三つ葉は大量だった
早速サッと湯がいておいた
ラデッシュもたくさん持ってきてくれた
これは洗ってがりがりと食べてみたけど辛くはない
何か体にとってもよさそうな香りと味だ
ところが気になったのはラデッシュの葉の方
何か良い食べ方はないだろうか
この葉には小さなとげ？みたいな物が生えている
なので生ではだめだろう
湯がいて胡麻和えにしてみた
ゴマは白ごまで長らく使っていなかったすり鉢を出して
擦ってみたら何とも香ばしい香り
お団子を作った時くらいしかすり鉢は使わなかったけど
たびたびゴマを擦ってみるのも良いかな…と
そんな事があった寒い春の日でした
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