夢の国 

夢の国ディズニーシーの中に新しいホテルが出来た

ファンタジースプリングスと言うエリアに出来たけど

ここに入場するのが酷く難しい

いつか行けるかと色々と調べてみたけど

このエリアのホテルに宿泊すると入場しやすいようだけど

それがそもそも難しく予約をするのもたいへんらしい

文字通りの夢の国になってしまった

夢の国が楽しいと思ったのは還暦を過ぎてからのこと

初めて行ったのは

ディズニーランドが出来て7~8年経った頃

開園が1983年だから1990年くらいだろう

千葉県で親類の婚礼があって

母に招待が来たのだけど

なにせ大きな開腹手術をしたばかりなので

一人では行かせられず自分が付き添いで行った

付き添いと言っても自他ともに認める方向音痴

そんなものが付き添いでは母も心細かっただろう

けど付き添うほうもそれは神経を使った

当初は羽田空港から木更津行のフェリーに乗船予定だった

けど海が荒れてフェリーは欠航になった

それからはあれこれと調べて木更津まではJRで行く事にしたけど

何を思ったのか途中にあるディズニーランドに寄る事になった

方向音痴で目的地にたどり着くかどうかが明らかでない状態で

よくもまあ遊園地?で遊ぼうと思ったことか

GWの最中で修学旅行中らしき女学生もいた

なにせ途中から酷い土砂降りになってしまって

ビニールのポンチョを買ってそれをかぶって園内を見て歩いた

雨のせいか開園して数年しかたっていないせいか

すごく空いていてどこにも待たずに入れたよ

今なら時間予約しないと入れないレストランも

待つことなく入れた

土砂降りの中で病み上がりの母を連れての遊園地は

ちょっと無理だったかな

今でもよく覚えているのが『魅惑のチキルーム』

鳥の声とたくさんの花に囲まれ

ゆったりとイスに座ってのチキルームはホッとした

これがディズニーデビューになったけど

この時は母を連れてだったからそっちの体調ばかり気にしていた

その次は娘と行ったけど

ただ眠いだけで何を見たのか覚えていない

ひとつしっかりと覚えているのは

舟で渡った島の木陰で熟睡したことかな

姪たちとも行ったけどその時も眠かった

寝不足で不機嫌気味の自分は

どれだけみんなに迷惑をかけただろうか

今思うと申し訳ない思いでいっぱいだ

大体のところ

この頃の旅行はいつも寝不足だったから

断片的にしか覚えていない

なのでディズニーを楽しんだのは還暦から

新しくできたところに行きたいけれど

そこに行くのはまず無理だろう

園と海で楽しもうと思う

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