フレブルのチャーと魔法の言葉

インドア派のフレンチブルドッグと自分

外に出なくて良いものなら出たくない

と言ってもずっと出ないで済むわけはない

あまり長い散歩は勧められないフレンチブルドッグ

それでも少しくらいは散歩に連れていきたい

犬だって人間だってたまにはお日様に当たらないとね

散歩に行こうって声をかけると無視してくる

床にペタ~っと寝て動かない

目は開いているけど身動きしない

何ならいびきをかいて寝たふりをする

目を開けたままで

こうなったら勝手にハーネスをつけさせてもらう

それでも体勢を替えようとせず

ハーネスをつけ終わった所でようやく立ち上がる

それでも嫌々ながらじゃなくて出かける気が満々

さてどこまで歩いてくれるか

トテトテと歩いて車のドアの所まで行くと立ち止まる

散歩はドライブとは違うんだけどね

そこからは前足をㇵの字に突っ張っててこでも動かない

引っ張ろうとしても1cmも?動かない

これをやられたらもうどうしようもない

そこで魔法の言葉を発動!

「チャーちゃんセブンイレブンに行こう」

これでハッとしたように歩き出して

早足でタッタカタッタカと先に立って歩きだしてくれる

魔法の言葉って凄いよね

自分にもそんな言葉があるとお片づけなんかもサッとできるのに

ただね魔法の言葉はコンビニに行くまでの言葉

到着していざ帰ろうとしても絶対に動かない

店員さんも笑っている「また動かないの?」

抱き上げるなんて無理

なにせ10キロはあるんだもの

本人的にはだっこでの移動が好きらしいけど

家までを抱っこのままで帰るなんてとんでもない

そこでもう一つの言葉

と言うか歩く方向を変更した

コンビニの近くにあるJRの無人駅に向かおうとしたら

歩き出した

何度かそこまで足を延ばしているけど

汽車にはあった事がない

汽車って言うか気動車が正しい

それも一両なんで列車とも言えない

線路の向かいにある山からはホーホケキョ♪ケキョケキョ♪

って声が聞こえてくる

他にも何か聞こえるのかホームで身じろぎもしないちゃー

そのままいたらいつか飽きるんだろうか

そこまでいた事がない

さてどうやって帰ろうか

ちゃんと歩いてくれるだろうか

こんなんで散歩って言って良いのかなと思いながらの散歩

行くのは簡単帰りがたいへん

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