可愛いダンゴムシ

北海道にはダンゴムシはいないって言われている

いつからそう言われているんだろう

けどずっと前からダンゴムシはいるよ

私の(つまらない)得意技の一つ

見ただけでダンゴムシとワラジムシの区別がつく

そりゃ~触ってみるのが一番だけど

できたらワラジムシには触りたくない

ワラジムシ差別じゃない

触って丸くなる虫と丸くならない虫

さほど違いはないのになんで嫌なのかはわからない

虫をまじまじと見ることは避けたいけど

ダンゴムシは見ていられる

なんて言っても触ったら丸くなるなんて

なんて可愛いんだろう

歩いている所も可愛いけど

丸くなったところはもっと可愛い

私だって虫は触りたくはないけど

ダンゴムシはつい触りたくなってしまう

アルマジロはダンゴムシとは違うけど似ている

ダンゴムシを飼ってみようとしたことがある

なんたってダンゴムシはご飯が簡単で良い

枯れた葉とか土で良いようだ

他のペットに比べると断然簡単だし

飼うスペースも少しでいい

夏に我が家に来ていた孫からのメールで

2階にダンゴムシがいることが分かった

メールの内容は

«2階にダンゴムシがいるから餌をあげてね≫

これだけ

プラスチックのカップが床に置いてあって

その中にダンゴムシが数匹いた

頼まれた以上は何とかやらないとね

調べてみたらかなり飼いやすいという事が分かった

世の中には私と似た感性の人がいるようで

親子でダンゴムシを飼っていた

あ~そうかそうか

って判った所でひとつ絶対に無理な事も分かった

卵から孵化したダンゴベビーを見てしまった

ダンゴムシのベビーだからそりゃ~小さい

白くて小さいのがたくさん

前に飼っていたアゲハ蝶の幼虫より小さい

これは逃げ出したら見つけられない

それで飼うのを断念した

庭のダンゴファミリーの所に帰ってもらった

もし飼っていたら私のとっての

2番目に小さいペットのなっただろう

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