全国的に見ると彼岸花が群生している場所がいくつかある
名前の彼岸花と咲いている場所のせいで
少しばかり嫌われている彼岸花
この花の名前はたくさんあって彼岸花は
その中の一つに過ぎないのにね
私はこの赤い彼岸花が結構好きだ
ただ北海道には彼岸花が咲いている所がないのと
寒い地方では育てにくいというのがあるみたい
庭に植えるならこんな花とかあんな花とかって
友人と話していた時に
何の気なしに彼岸花を植えたいって言ってしまった
たいていの人に嫌われている花だから
言ったすぐ後に「しまった」と思ったけど
何のことはないその友人も
植えたくて調べてもらったと話していた
広い敷地の中に
彼岸花が咲き誇っている場所があっても良いだろう
我が限界集落には思いもよらない所に
思いもよらない花が咲いている
道端の側溝に水芭蕉が咲いている
それも立派な水芭蕉だ
最も側溝って言っても流れているのは綺麗な水だ
湧き水があったはずのところに
いつの間にか名荷が出来ていたりする
近くの石塀のそばにハマナスが咲いていた
他にも私が知らないだけでいろんな花が咲いている
そんな中に彼岸花があったって良いだろう
他の呼び名は曼殊沙華と言う有名なのがある
まだたくさんの名前があるけど
そんな物騒な名前なんかないし
むしろおめでたい名前がついている
紅い花なら曼殊沙華～♪という歌があるように
ほとんど赤い花が咲いて稀に白い花が咲くらしい
他の花とは違った咲き方をする
秋に花が咲いて散った後は葉がたくさん出て冬を越す
冬が終わるとたくさんあった葉も
すっかりと枯れてなくなったように見える
けど夏も過ぎた頃に地面から芽が出て
す～っと伸びて花を咲かせる
この花が咲くころには葉は一枚もない
葉は花を見られず花は葉を見られない
この事で別名『葉見ず花見ず』という
同じ一本の花なのに葉と花が会えないのは悲しいな
そう思った事もあるけど
地面の下ではこの二つは会っているんだと思う
そしてどっちが地面から顔を出すかを相談しているんだと思う
最近札幌の民家の庭で彼岸花を咲かせたと聞いた
こっちでも咲くことがあるかもしれない
咲かないって言いきることはないと思った
彼岸花の群生地
一度は行ってみたいものだ
この年になっていきたいところが増えて行ってるようだ
困ったものだ
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