乗っていたバスが追突されたら運転手さんに叱られた
仕事が終わって家に帰るのに乗ったバスが
途中で事故に遭った
午前中の10時半くらいだったかと思う
その頃は夕方の6時から翌朝の9時までの仕事をしていた
職種は看護で夜間の専門
決まった仕事があるわけじゃなく
日によってひどく忙しかったり比較的暇だったり
眠りながら電話番をしていた
夜は休憩なんかあってないも同じ
ブラック企業とか10連勤とかって言われているいま
そこは4週0休という真っ黒企業
後になって人に話してもそんなところがあるわけはない
そう言われた
けどその頃は病院関係ではブラックが横行していたし
みんなそんなものだと思っていたから文句もなかった
ちなみに2年間を4週0休で仕事した
帰りのバスは暖かくてエンジンの振動が子守歌替わり
眠るには後ろの方が良い
帰路の半分くらいだったか何か小さな衝撃があった
話し声が聞こえて人が移動している気配
何となく事故と分かり替えのバスに乗り換えるところらしい
自分としてはそのうちに動くならこのまま眠らせて欲しい
そんな気持ちでまた眠りに深く入った
「お客さん!お客さん!」身体をゆすられたけど
こっちは眠いだけ
ただ眠らせて欲しいだけ
薄っすら目を開けたら慌てたような運転手さんの顔が見えた
眠いからバスが動くまで待ってると告げたら
怪我がないのを確認された後
急に不機嫌な顔になった運転手さんに叱られた
運転手さん驚かしてごめんなさい
本当に眠かっただけなの
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