久しぶりにハンター加藤先生の動画を観た。
加藤先生は静岡大学の准教授で、特定外来種の捕獲をして日本の在来種
を守っている。
ただ捕獲をするのではなく、それを何かの役に立てる方法を模索して
時には料理して食べたりしている。
日本の食力不足を補うために輸入し、川や湖に放流した魚やザリガニが
繁殖して在来種の数が減少している。
南米の魚プレコは沖縄で1990年代に繁殖が確認されているが、
元は、苔を取るために飼ったものが大きくなり飼いきれなくなって
川に放したものだと言う。
鎧で覆われたような硬い皮膚で、川底の苔を食べるので苔を食べる在来種
が減少している。
プレコは南米アマゾンに住んでいるナマズの仲間で、硬い皮膚の為に他
からは襲われにくいのだそうだ。
ティラピアはアフリカ原産の魚で、食用に輸入した物が増えて、沖縄では
3種が確認されているけど、現在はそれらが交雑して、どの種かを見分け
るのは難しくなっていると言う。
食べるとタイに似た味で美味しく、アジア各国では食用にされているけど
汚れた川でも繁殖するのと、川魚を食べる習慣があまりなかったのとで
日本ではあまり食べられなかったんだって。
ガーって魚もいるけど、ワニみたいな魚でアリゲーターガーって言うんだ。
いやぁ、加藤先生を見たのはヤシガニ以来だったけど相変わらず
満面の笑みで元気いっぱいの方だったよ。
何かを見つけては「あ!いた、いた、いた!」と言っては走り出している。
服装は、いつもの半袖に胴づき長靴と両手に網と言ういで立ち。
今回も素手で亀の捕獲をしていたけれど、カミツキガメの穴に手を
突っ込んでの捕獲。
カメラマンが「捕獲するときの注意する点は何ですか?」と聞いた所
(加藤先生の極意)「ん~、噛まれない事!」
ヤシガニの時は、マムシに気をつけてと言って「先に見つける事!」
が大事って言ってたよ。
半袖に素手の先生がケガもしていないから説得力があるって言えば
あるんだけどね。
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