戦闘報道が変わったね

以前は、政府の発表を耳で聞くだけだった。

日本でも、国民は大本営発表の戦況を信じ込まされて、進軍しなく

も良いところを進軍させられて大勢が犠牲になった。

映像として世界に発信されたのは中東戦争の頃だった。

今は、ネットで両陣営の状況が聞こえ、見えるようになった。

4月2日の発表では、キーウの全域がウクライナ軍に奪還されたと

の事で、ボランティアによる救援物資が届き、赤十字国際委員会が

現地に入り薬の配布が行われている。

年配の女性は「インシュリンを下さい」と言っていた。

内服薬は飲まなければ症状が悪化するのはもちろんだけど、インシ

ュリンに関しては症状がすぐに出て、〇亡に至る場合もある。

ロシア軍が撤退したと言っても、市内はまだ危険な状態だという。

瓦礫を片付け、犠牲になった方たちの葬儀を行おうとしているが、

そこかしこに地雷が埋められている。

重機を入れられずに手作業で行っているが、瓦礫の下や〇体の下に

も地雷が埋められているという。

過去、他国の戦闘後でも同じ状態があり、救助に入った人が巻き添

えになっている。

もし、子供が駆け寄っていたらどうなっていただろう、考えるのも

恐ろしいことだ。

しかし、ロシア軍の撤退は本当の事なんだろうか。

ジョーシアの大使が強く懸念し、日本に注意喚起している事、

  「百聞は一見にしかず」という言葉が日本にありますが、自分

  たちはロシアと戦った。

と話しはじめ、ロシアの言う事は信用してはいけない、停戦が決ま

っても話し合った事は実行されない。

ジョージアではいまだに国境付近での誘拐が後を絶たず、その国境

自体も赤ん坊が這うように、毎日、ジョージア側に侵食している。

そういう国がロシアだから、ぜったに信用してはならない。と。

ロシアがキーウから撤退したのは、東部に兵を集中させるためと発

表されたが、クリミアまでの陸路の確保の為にマリウポリへの派兵

も画策されている。

侵略初めの理由は、東部の、虐待されている親ロシア派の人達を保

護するための特別軍事作戦だと言い張っており、今は虐げられたウ

クライナ国民の保護解放だという。

戦闘でたくさんのロシア兵が犠牲になっている今、新たに兵を補充

するという。

そもそも、前線に派遣された兵士のほとんどが徴兵であり、短時間

しか訓練を受けていない。

また、『兵士は畑から採れる』と言ったソ連時代のように、この兵

士たちはロシアに良い感情を持っていないという地域や、クリミア

や、中央アジアからの徴兵だ。

戦闘で犠牲にならなくてもいい若い兵士がなくなっている。

ウクライナでは、携帯の電話番号が分かった兵士に直接メールを送

り降伏を促しているという。

    〇 噂 ロシア兵の大規模な脱走

      ベラルーシからの2000名の補充兵のうち約300

      がヒッチハイクで脱走した。

      中央アジア系の兵士が多く、その兵士を弾除けに使い、

      ウクライナ兵を疲弊させて、銃弾などが残り少なくな

      った時に再度の攻撃を試みる。

      亡くなった兵士の遺体を故郷に連れ帰ろうとしたところ

      上官に留められたために脱走に至った。

    〇 勇猛果敢なチェチェン兵の戦闘

      動画で見た方も多いと思うが、廃墟になったアパートに

      何人もで銃撃している。

      壁に隠れながら、戦車の陰に隠れながらの発砲だが、ど

      うもアパートから反撃の様子はない。

      カメラマンは身を隠すことなく撮影している。

      「さあさあ始めましょう、私は撃っています」と叫んで

      いるカメラマンの声も聞こえていたという。

いくら隠そうとしてもネットが普及している現在は、全世界が知ると

ころとなっている。

もちろんロシアに制圧された地域にも配信されている。

知らないのは、情報統制されているロシア国内のほとんどの国民だけ

だろう。

過去にロシアに制圧された地域では、ロシア軍がウクライナにかかり

きりになっている今、反旗を翻そうとしているという。

アゼルバイジャン、チェチェン、サハ、タタルスタンなどだ。

ロシアに制圧されたチェチェンで反露だった人たちが、他国に亡命し

て、いま、ウクライナ軍義勇兵として戦っている。

「神は偉大なり!」と叫んでいたチェチェン兵を見た人もいるだろう

が、シェイクマンスール大隊という。

    〇 かねてよりウクライナは、赤十字を通してロシア兵の遺

      体を移送しようとしていたが、ロシアからの返事はなか

      ったように思う。

      ロシア側は犠牲者の数を知られたくないからだ。   

      ロシア兵の母の会が、遺体の返還を求めている。

      この事がロシア側を動かすと良いのだが。

ウクライナ侵攻の直後に、Pからの発表があった。

ヨーロッパ含め、『大ロシアによる新世界』の構想、いや、妄想はつ

いえただろうが、終わったと思っていないのはPだけだろう。

北海道はロシア固有の領土との発言もあった。

台湾は、C国からの侵攻を警戒して軍事訓練をしている。

日本も、遺憾砲だけでなくもっと強い態度で大きな厳重注意砲

を出して欲しい、効果があると良いが。

      

      

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