ロシア兵キーウから撤退

ロシア兵がキーウから撤退したというが、その時に行った事で世界から

強く非難されている。

非難などと言う言葉では言い表せないくらいに、残虐な行為だ。

2日、サポリージャ原発のある都市の広場での集会中に、ロシア軍から

の発砲があり、所かしこに閃光と銃弾が撃ち込まれた。

3日にはオデーサにミサイル攻撃をし、夜、あちこちに落ちたミサイル

で空がオレンジ色に染まっていた。

停戦協議でも、ロシア側はクリミア半島の主権問題を除いては、ウクラ

イナ側の立場に反対しないと発言したが、直後に打って変わって協議に

は至らないとの発表をしている。

同3日、キーウ近郊のブチャで、ロシア軍撤退後のパトロールに入った

ウクライナ軍が見つけたのは、多数の市民の遺体だった。

当初は300人以上と言われたが、その後の調査では410人にのぼり

それでも、この数は氷山の一角ではとの意見もある。

撤退前に市民を連れて脱出したボランティアの話では、脱出時には遺体

はなかったとの事なので、撤退時に行ったようだった。

動かせる車が少なかったために、クルマを繋ぎ引っ張って避難したとい

うが、検問に引っかからないように横道を通り避難したそうだ。

ドローン映像では、避難中の民間の車を停め、中から両手をあげて出て

きた男性を射殺している。

車に乗っていた男性の妻も射殺されたが、同乗の知人女性と子供は助か

った。

この車もだが、射殺後は証拠隠滅の為か燃やされており、遺体の上にタ

イヤを積み上げている映像もあった。

ある家では、逃げた妻が家に戻った所、夫の遺体を見つけたが衣服で辛

うじて判別したという。

息子と共に襲われた母親は、突然入って来たロシア兵に食料を盗られて

息子は殺害された。

さらに、この家の庭にはウオッカやウイスキーと共に食料の残骸が散ら

ばっており、ここで飲み食いした様子が如実に見られた。

ほとんどの場合は、避難途中で、ロシア軍の検問がそこかしこであり、

男性は上半身裸にされタトゥーの有無を調べられ、あれば、ナチスとし

て別の所へ連行され、その後はどうなったかは分からない。

4月4日のロシア側の報道では、ウクライナの国民はすべてナチスだから

殲滅しなければならないとしている。

6つの州から11人の村長が連れ去られ、うちモティジン村の村長夫妻

は、拘束中に殺害されている。

マリウポリでも、1日に、ボランティア、会社社長、有力者が68人連

れ去られおり、その後の事は分からない。

現在は地雷撤去作業をしているが、瓦礫や遺体の下に仕込まれている事

がありむやみに動かせず、地べたに這いずるようにしてものの下を探し

ており、かなりの数の撤去が進んでいるが、民間人が市街に入るには危

険な状態だという。

ロシアに敵対しそうな民間人を殺害して、町から市民を一掃して、ロシ

ア国民への入れ替えを行っているとしか思えない。

    〇 ロシアの弁明

      これらの虐殺はウクライナ側の捏造であり、挑発であると

      の発表をしており、これらの映像は、ウクライナが西側メ

      ディアの為に作らせたものとも言っている。

撤退とは名ばかりで、ウクライナ全域を攻撃するための口実にしか思え

ない。

ロシアとウクライナ国境近くの燃料貯蔵庫が、夜間に低空飛行してきた

2台のヘリコプターに攻撃されて炎上し、2名のけが人が出たとの事だ

がウクライナ側からの返答はない。

もし本当だとしても、ウクライナがロシアの領土を攻撃したのは初めて

のことで、さんざん空爆していた側が、何をいまさらの感がぬぐえない。

    〇 第5列に対するP

      3月16日のロシア報道から

      第5列とは、自国に居ながら敵国の味方をする人を指し、

      この第5列を自浄(粛清)する事のみがロシアを強くする

      と話した。

      29日には第5列を壊滅させる法案を準備。

ロシア軍撤退のキーウの女性の話では、ロシア侵攻以来、はじめて静か

な夜を過ごしたが、この静けさが不気味で、次に何をしてくるのかと話

していた。

    〇 ロシア軍、兵士を置き去り

      ロシアの女性スナイパーが、足を怪我して置き去りにされ

      ウクライナ軍に拘束された。

      死ぬと思っておいて行かれたと話しているという。

    〇 ロシア軍、食糧の現地調達

      軍上層部からの命令だという。

      民家に押し入り、食糧を強奪している他に、装飾品や冷蔵

      庫他の電化製品をトラックや装甲車に積んでベラルーシに

      帰り、マーケットで売っている。

      負傷した仲間は置き去りにされている。

今回の、口に出すこともおぞましい行為の数々に対し、各国の首脳陣は

戦争犯罪であるとの強い姿勢で挑むと声明を出している。

   〇 維新の会の議員の4月3日のブログより

     一日も早い停戦には話し合いしかない。

     ここはお互いに自制し、アメリカはじめ主要国、もちろん日

     本も「ここは話し合いだ」と声を出すべきではないか。

     それには誰も反対派しないだろう。

   〇 ロシアからの天然ガス輸入を止め

     ドイツとイタリアが輸入の上位を占めている。

     ガスの輸入停止で節電を呼び掛けている。

     今後、更に厳しい生活が続くが、ウクライナ国民の身にかかっ

     ている悲劇を考えると、我々は我慢しなければならないとの

     声明。

外相のリンさん、ポーランド訪問中、帰りの政府専用機に避難民を同乗

させて連れ帰るとの方針を出し、本日の午前に帰国した。

今回は20名であったが、一部によると150名が乗れたのではと。

この案の発表時の言葉。

 ポーランド訪問中、避難民を帰りの政府専用機に同乗させる件。

 帰国するまでに調整し、避難民の方々を連れて帰る可能性を最後まで

 追求していきたいが、現時点では引き続き調整中だ。

何を言いたいのかわからない。

また対象基準がわからい。

ウクライナ人の女性は、自分の情報を提示してビザもあるという事を話

たが、3日の時点では何も情報がないとの回答を受けた。

4日になり、今回は乗れないとの連絡を受けた。

リビウに住むに日本人女性の話

今回は日本に避難したいウクライナ人用であって、日本国籍を持ってい

る人は対象ではないと断られた。

今回避難した20名のうち、子供8人を含む15人は、日本に親類がい

たが、残りの5人は日本には身寄りのいない人だった。

外務省に問い合わせた人の話では、国籍で区別はしていないとの事だっ

た。

基準が何なのかはっきりとしていないし、最後まで不安と希望を持たせ

て、当日になって乗れないというのは、捕虜に希望を持たせて最後に打

ち砕いたどこかの国に似ている。

   今回のウクライナ侵攻で、今までは気にもしなかった諸外国の要

   人の顔を見たり、言葉を聞いてきた。

   日本の政府関係者の発言内容の中身のなさにはガッカリした。

   顔貌の美醜とは違う品位のなさにも呆れてしまった。

ウクライナの人の言葉、

ウクライナに対して祈る事は今日からはやめてください。

祈りだけでは解決しません。

行動してください。

            参照 鈴木宗男議員 オフィシャルブログ

 

      

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