ウクライナ製鉄所から避難

ウクライナのアゾフスタリ製鉄所からの避難が始まった。

国連と赤十字が間に入っての避難だからか、成功している。

女性と子供で100名ほどの避難だけど、お年寄りや子供

乳幼児がいるそうなので時間がかかるのだろう。

今までは、人道回廊と言っても全くといって良いほど、ロシアは

約束を守らなかった。

つい先日も、避難の場にロシアのバスが到着したまではよかった

けど、「集合場所が攻撃されているから」と言ってロシアに

連れていかされたようだ。

これって、満州からの日本兵をシベリアに送った時と同じだ。

嘘をついて別の場所に連れて行く。

ずっと昔から、やっている事は同じだ。

いったんバスに乗ったら降りられないだろう。

連れていかれる場所は、シベリア、サハリンだという。

そして今さらながら、5月9日に戦争宣言をする噂もある。

今に及んでも特別軍事作戦って言い張っている。

ウクライナ国内での侵略が思うようにいかないからか、

モルドバやジョージアにも手を出そうとしている。

沿ドニエストル地域を制圧したら、ウクライナを囲むように

侵略できるからだろう。

沿ドニエストル地域に15年住むアメリカ人の映像があった。

ここでは、ロシア人だけでなくウクライナ人やモルドバ人の他

に別の国の人たちが住んでいて、みんなで協力して生活

していると言い、市場や広場、住民の家を見ても穏やかに

暮らしているのがわかる。

ただ、人達の暮らしは、旧ソ連時代とさほど変わっていない。

ソ連時代を知っている人達が言うには、今、暮らしは良くなって

いると口を揃えて言っている。

それほど、ソ連時代は酷かったんだろう。

ロシア国内でも、年配の方のほとんどが、ウクライナの

ネオナチから住民を救うための作戦と信じている。

2か月も続いている作戦について聞くと、

「プーチンはマイルドにしているから時間がかかっているんだ」

と言っている。

概ね、年配者の意見は同様だ。

ロシアの流すニュースが頼りの人達は、そう信じている。

若い世代になると、顔にモザイクをかけて反戦を訴えている。

ロシア国内や、沿ドニエストル地域で爆発や火災が起こっている

けど、もうウクライナの攻撃と言う嘘も忘れているようで

何も言ってこないようだ。

ロシア国内にある、徴兵の為の支所が5ヵ所攻撃された。

国内に反戦を唱える組織が出来ているのだろうか。

支援している国に対して、支援を止めるようにと言う恫喝もある。

いま、ここに来てかなり焦っているんだろう。

畑から採れる兵士も少なくなってきているし、作戦も思うように

進まないし。

極東のへき地から兵士を騙して集めるから、その代わりに強制連行

したウクライナの人達を働かせるのか。

NATOを始めとする西側諸国がロシアを挑発しているという

理由での作戦に変わったようだ。

ウクライナ東部に居る親ロシア派の住民の保護という名目で

始めたはずなのに、当初からキーフなどを攻撃している。

その矛盾にも気づいていないのだろう。

一般のロシア国民が30万にも外国に脱出している。

自分の側近を次々に拘束している。

今は、黄色と青のスニーカーを履いていても拘束される。

ロシア文学の本を持っていても拘束される。

そのうちに本格的な焚書が始まるのではとも思ってしまう。

そうなったら、本当のロシア終焉だろう。

あるロシア情勢の研究者は、内戦になるかも知れないし、

そうなったらロシア国内に血が流れるだろう。

けれども、ロシアの国は病気だから仕方ないかも知れない。

とまで言っている。

終戦後はロシア解体もあり得ると話す人もいる。

あの広い国土に居るたくさんの民族を一つにするのは

難しいだろう。

言葉もまるきり違うのだから。

停戦後、ウクライナのインフラを復旧させた後は、ロシア国内

のインフラも整えてあげて欲しい。

ロシアが悪いのではないと思う。

悪いのはプー珍だ。

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