ロシアからの脱出

ロシア人の外国への脱出が増えている。

とりあえずロシアから外に出て、外国を経由してから

他の国へ行こうという。

特に、ジョージアが行きやすいのか国境に殺到している。

ロシア側の国境閉鎖が言われていたけど、一部動員で

国内の反戦意識が高まっているために閉鎖には

出来ない状態が続いている。

フィンランドもそうだけど、ジョージアは記憶に新しい

くらいの2008年にロシアに侵略されて

国土の20%ををとられている。

この時にジョージアに飛んだ記者の記録があった。

ロシア軍は『平和維持軍』のマークを車やヘルメットに

つけて、ジョージアの国土を蹂躙した。

そして、ジョージア国内の2か所を「独立国」とした。

どこの国へ侵攻してもロシア軍のすることは一緒のようで

トビリシの宿の主人は、近所の人と集まって、ロシア兵が

街に突入したらどうやって娘を逃がすか相談していると

言っていたとの事。

言わずもがな、ロシア兵によるレイプを本気で

恐れていたそうだ。

ロシア兵によるレイプや略奪は、日本も受けている。

こんな目にあわされたジョージアが、なんでロシア人を国に

迎えなくてはならないのかと、入国を阻止するように

政府に訴えかけようとする動きがあるそうだ。

それに、ジョージアにはウクライナ人もいる。

自分なら顔を合わせたくないだろう。

ロシア人が悪いわけではなく、ロシアが悪いとわかっている。

けど、ロシア人が集まるとロシアから難癖をつけられて

侵略のこじつけになりそうなので不安に思っている。

ジョージア国境には長い車列があり、徒歩や自転車で

越境しようとする人が大勢いる。

ウクライナの人の脱出と違って、今回は男性が多い。

  子供連れで、荷物も70キロあるんで大変だった。とか

  車が進まないんで荷物を持って歩いてきた、地獄だった

などと言っている人がいたけど

ウクライナ侵攻時は氷点下の気温で、着の身着のまま状態で

女性や高齢者、子供、乳飲み子が何日もかけてジョージアに

たどりついた。

その時はもちろん、8月末でさえロシアでは日常の

穏やかな生活をしていた。

いまになって助けて欲しいは、虫が良いのでは…。

早い時期に、みんなで反戦を唱えていたら今の状態まで

ならなかったんじゃないかなって思う。

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